より美しくなるためのセルフケアコンテンツ 美肌レッスン帖 「毎日のスキンケア」を正しく行うことは、美肌作りの基本です。季節や年代に合ったケアをとり入れて、より美しく輝く肌を貴女のものに。 より美しくなるためのセルフケアコンテンツ 美肌レッスン帖 「毎日のスキンケア」を正しく行うことは、美肌作りの基本です。季節や年代に合ったケアをとり入れて、より美しく輝く肌を貴女のものに。

秋の肌トラブルにはまず角質ケアを秋の肌トラブルにはまず角質ケアを

秋口になると、肌の調子がイマイチ…と感じる方は多いのではないでしょうか。その要因の一つが、夏の紫外線ダメージ。紫外線は肌の奥にある「真皮層」に影響を与え、たるみやシワ、シミを引き起こします。特に秋が深まって空気の乾燥がすすんでくると、肌の代謝が低下することで、肌ダメージがより出やすくなるのです。

この時季に、まず行ってほしいのが「角質」のケア。角質とは、肌を守る役目を担う表皮の中で最も外側にあるもの。肌には必要なものですが、過剰に溜まると、化粧品の美容成分が浸透しにくくなります。そのためいくら高価な化粧品でケアしても、効果が実感しづらくなるのです。

そこで今月は、今すぐ始められる『簡単!角質ケア』をご紹介!普段のスキンケアを見直して、健やか肌を取り戻しましょう。

Lesson 1
ローションパックで角質をやわらかく

まずは、角質をやわらかくすることからスタート。食後に食器を水につけておくと汚れが落ちやすいのと同じで、肌を保湿して水分を与えると、不要な角質がスムーズに取れやすくなります。特に効果的なのがローションパック。目安として週1回、もちろん毎日でもかまいません。

そして角質ケアに最も大切なのは、洗顔とクレンジングをていねいに行うこと。それだけ?と思われるかもしれませんが、毎日のことだけに、自己流でザッと行っているという方は多いものです。しかし、洗顔は通常朝晩2回行います。すると1年で730回。30年だと2万1900回も顔を洗っているのです。これを正しく行うかどうかで、当然肌は変わってきます。

なお、クレンジング・洗顔ともに注意してほしいのは、ゴシゴシこすらないこと。摩擦により、たるみやシミにつながります。肌はどんなときもやさしく労ってください。

Lesson 2
正しいクレンジング方法

寒い時期は毛穴の中の皮脂が固まりやすくなります。そのためクレンジングは、皮脂を溶け出しやすくするのがポイント。マッサージするように5分程度かけてクレンジング剤を肌になじませることで、皮膚の温度が上がり、汚れがスムーズに落ちるようになります。特にていねいに行ってほしいのが鼻。鼻は、毛穴が密集しているため皮脂が多い部分です。さらに鼻先は毛細血管に血液が届きにくく、皮膚の温度も低いので、特に皮脂が固まりやすいのです。

またクレンジング剤の選び方ですが、オイルクレンジングはメイクに素早くなじむ特性がある反面、時間をかけるクレンジングには不向きです。マッサージしながらのクレンジングでおすすめなのは、肌に負担をかけにくいクリームタイプです。クレンジング剤は目的に応じて、上手に使い分けてください。

Lesson 3
洗顔のポイント

洗顔でポイントとなるのは、洗顔料を泡立てること。
ところで、どうして泡洗顔が推奨されているのかご存知でしょうか。肌には「キメ」と呼ばれる細かい溝があります。このキメに溜まった汚れに、泡が効果を発揮するのです。コップになみなみと水を注いだとき、コップの縁よりも水が高く盛り上がりますよね。これは「表面張力」という、吸いつく力の作用によるもの。

実は、泡にも表面張力があるため、肌に吸いつきます。すると、肌の細かい溝から汚れを吸い出すことができるのです。肌の溝の奥の汚れまできれいに落とすためには空気を含んだきめ細かい泡がベターです。なお、肌に触れた時点で泡が汚れを吸着するので、肌の上にのせて時間を置く必要はありません。

最後はすすぎをしっかりと。すすぎの目安としては、泡で10回洗ったら、その倍の20回程度は流しましょう。このとき、頬などの広い部分に比べて、髪の生え際や、凹凸のある鼻のあたりがおろそかになりがちなので、すすぎ残しがないように流してください。

すすぎには36〜38℃くらいの、人肌のぬるま湯が最適です。温度が高いと必要な皮脂まで取りすぎてしまいます。すすぎは適温で行いましょう。

Lesson 4
肌の状態に合わせてスペシャルケアを

また、メイクのノリが悪い、肌にツヤがなくカサつく感じが気になるという方は、角質がやわらかくなる、保湿力の高いパックがおすすめです。さらに、タンパク質を分解する酵素洗顔料を併用すると、スピーディに不要な角質をオフし、透明感のある肌に導きます。ただし、やり過ぎは肌をいためるので、お使いになるペースはご使用方法を守ってください。

秋は不要な角質を溜めないことで、化粧品が最大限効果を発揮することができます。秋の美肌キープのために、ぜひ今日から実践してください。

監修:白久千穂株式会社シーボン 美容指導部 部長。
エステティシャン、美容部門講師などを歴任し現職。
シーボン.の美を創る中枢を担い、美を追求して19年目。
コスメコンシェルジュなど多くの資格を持つ。