毎日を彩るライフスタイルコンテンツ ステキ生活Navi

日々の暮らしを丁寧に過ごしている人は、凛とした美しさを感じさせるもの。いつもの暮らしにちょっとした彩りを添えたり、健康に過ごすための工夫を取り入れ、毎日を快適に過ごしましょう。人生のゆとりが、貴女を輝かせてくれます。

「シナモン紅茶」でむくみや冷えをスッキリ

全身をめぐる血管の9割を占める“毛細血管”は、美容と健康になくてはならない存在。体のすみずみに酸素と栄養を送って、不要になった老廃物や二酸化炭素を回収する役割があります。ところが加齢と共に減っていき、むくみや冷えなど不調の原因に。この毛細血管を若返らせるのが、魔法のスパイス“シナモン”です。シナモンの量は1日スプーン1杯でOK。血管研究の第一人者、医学博士の高倉伸幸先生にシナモンの効果的な摂り方を教えていただきます。

40代から急激に老化して減る
毛細血管

毛細血管は、女性の場合、40代を境に急激に減少します。20代に比べて60〜70代では、組織の末端まで届いている毛細血管が4割も減ってしまうのです。原因は、加齢や運動不足、女性ホルモンの低下など。毛細血管が減ると、むくみや冷え、肌のシミ、くすみ、たるみ、臓器の衰えといったトラブルが起きてきます。

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※DOI 10.1007/s00403-005-0628-y

シナモンを摂ると毛細血管が若返る

毛細血管は「内皮細胞」と、それを補強する「壁細胞」で構成されています。もともと毛細血管からは、血液がしみ出して細胞に酸素や栄養を届けるのですが、衰えると細胞間にすきまができ、血液が過剰に漏れ出すように。その結果、その先に血液が届かなくなり、血流が途絶えてしまうのです。
こうした血管の衰えの改善に働くのが、シナモンです。シナモンの成分には、細胞間の接着を強くする働きをもつ分子「Tie2(タイツー)」を活性化する作用があります。細胞同士が強く接着するようになって血液の漏れが減り、血流がスムーズになり不調の改善に。シナモンを摂ると、わずか2〜3時間で血管に変化が起こることがわかっています。

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毛細血管を若返らせる
最強ドリンクはこれ!

シナモンの摂取にオススメなのがレモンとリンゴジャム入りの「シナモン紅茶」です。紅茶とリンゴに含まれるポリフェノールは、抗酸化作用とともに末梢血管の血流を促進します。また、レモンのビタミンCには、毛細血管の細胞の結びつきを強くする働きが。冷房などで冷えが気になる体があたたまり、むくみもスッキリします。

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【材料と作り方】(1杯分)

カップ1杯の紅茶(約200mL)に、リンゴジャム大さじ1、シナモンパウダーをティースプーン1杯、レモンの輪切り、またはレモン汁適量を入れてよく混ぜる。

シナモンの効果を高める
3つのポイント

1.パウダーを1日スプーン1杯

シナモンは、スティックよりパウダーで摂るのが効果的。スプーン1杯分(約0.6g)で全身に行き渡ります。摂りすぎると肝臓に負担をかけるので注意! 1杯でOKです。

2.香りを楽しんでリラックス

アロマオイルとしても使われる甘くスパイシーなシナモンの香りは、体を温めたり、リラックスさせる効用があるとされます。ゆったりと楽しみましょう。

3.シナモンを摂ったら体を動かす

ウォーキングなどの運動をプラスすると、血流がアップして毛細血管の復活に◎。

こんな食材と摂るのもオススメ!

シナモンは好きなものにかけて摂ってもOK。
相性のいい食材はこちらです。

  • ●トースト
  • ●ヨーグルト
  • ●フルーツ(バナナ、オレンジなど)
  • ●さつまいも(煮物やサラダなど)
  • ●豆乳
  • ●ココア
  • ●コーヒー

今日からティータイムにシナモンを取り入れて、気になる不調をケアしましょう。

監修: 高倉 たかくら    伸幸 のぶゆき 先生
大阪大学微生物病研究所教授、医学博士/日本の血管研究の第一人者。毛細血管とシナモンの関係に着目、注目を浴びている。著書に『ゴースト血管をつくらない33のメソッド』(毎日新聞出版)他。

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