シーボンでは、法規制の遵守及び化粧品GMP基準に沿った自社独自の厳しい品質評価基準のもと、製品の設計、開発、原材料の管理、製造、出荷等それぞれの段階でこれら基準を遵守徹底しています。この他にも、GQP手順(品質管理の基準に関する手順)、GVP手順(製品販売後安全管理の基準に関する手順)を定め、スタッフ教育を含め適切に運用しています。特にお客様に安心してご使用頂けることを最重要事項とし、開発段階での安全性リスクに応じた各種試験や実使用テストの実施は当然のこと、使用する原材料の肌への負担、有害な不純物などを文献や試験結果から徹底して検証し、より高い安全性を確保するための体制強化を図っています。
また、店舗在庫をリアルタイムで管理し、販売との同期化を図る小ロット生産体制を構築。過剰在庫や欠品を防ぎ、お客様満足と経営基盤の強化の両立を目指しています。
2011年4月には、品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001」の認証を取得。お客様に安心してお使いいただける化粧品をお届けするために、品質管理体制の強化に取組んできました。
さらに、近年強まってきているグローバルなニーズへ対応するため、2024年2月には化粧品製造における品質・安全性に関する国際規格「ISO22716」(化粧品GMP)の認証を新たに取得しました。
これを機に、10年以上にわたり認証維持してきた品質マネジメントシステムは充分に高度化し自走可能な状態まで発展してきたと判断し、2024年4月の期限をもってISO9001の認証維持を終了し、新たに独自の品質マネジメントシステム「CB-QMS」を制定しました。
これからも、今まで以上にお客様にご満足いただける製品づくりを目指してCB-QMS、ISO22716の運用、および継続的改善に努めます。
シーボンの製品の一つひとつには、「管理バーコード」を付けられており、
生産日や原料調達元など製造工程に関する詳細情報を記録しています。
この情報に、お客様の購入データを加え、万が一製品の安全性に問題が生じた場合でも、追跡可能な情報管理をしています。
製造番号(ロット)毎に、「充填前の中身」と「充填した製品」を無作為に抜き出し、キープサンプル室で3年間保管。製品出荷後も定期的に物性検査、定量検査、微生物検査等の品質チェックを行い、常に安全性を確認しています。