創業60周年のシーボンが挑んだ「徹底保湿ケア」新フェイシャリストシリーズ“5STEP”に込めた想いと技術

2026年1月に創業60周年を迎えたシーボン。その節目において、ブランドの“顔”であるベーシックケアライン「フェイシャリストシリーズ」がシーボン独自の濃密処方によるエモリエントケア+ストレス*ケアを融合させて進化しました。

今回のリニューアルにおいてシーボンが大切にしているのは、ビューティリズムに着目した「角層を多角的にケアする5STEP」です。代表シリーズのリニューアルというプレッシャーのなか、保湿ケアを研究し尽くして生まれた新シリーズ。そのリニューアルの裏側にある熱い想いや独自の技術について、開発に携わった3名に話を伺いました。

*ストレス:乾燥による


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プロフィール


井上(企画開発)製品の企画提案から製品化までを担当。発売後のアンケート調査を通じた製品開発や、全体のコンセプト、キャッチコピー立案などを担当。

鈴木(企画開発)企画担当および一部のデザイン業務を兼任。中身の使用感・効果実感へのこだわりはもちろん、容器のユーザビリティの細部から、新アイテムの能書表現、見せ方に至るまで「お客様に喜んでいただける視点」でこだわり抜く。

小瀧(処方研究)スキンケアアイテムの処方開発を中心に担当。美容科学・皮膚科学・製剤化技術の視点から、機能性・安定性・安全性を徹底的に試験し、新シリーズの核心となる独自技術を形にする。

60周年の原点回帰。代表シリーズをいま、リニューアルした理由

Q 今回のフェイシャリストシリーズのリニューアルは、創業60周年という節目でのタイミングとなりました。なぜ、このタイミングでブランドの“顔”ともいえる定番ラインを進化させたのでしょうか?

井上(企画開発):フェイシャリストシリーズは、シーボンの核となる肌が本来持っている美しさの可能性を引き出すシリーズで、初めてのお客様に最初におすすめするアイテムでもあります。私たちシーボンは「自らの肌をいたわるスキンケアタイムは、素肌のコンディションだけではなく、心のリズムも調えてくれる大切な時間」と考え、ビューティリズムに着目した5STEP習慣を新たに提唱しています。60周年というタイミングでこの5STEP(後述)に基づき、窓口となるスキンケアシリーズをリニューアルすべきだ、という結論に至りました。

Q なるほど、まさに原点回帰ですね。とはいえ、長年人気の看板製品を変えるプレッシャーは大きかったのではないでしょうか?

鈴木(企画開発):そうですね。ただ、お客様に感動を届けたい気持ちのほうが大きかったように思います。実は私自身、初めてシーボンの製品を使ったときのモチモチ感への衝撃が今でも忘れられないんです。肌を触った瞬間、あまりの心地よさに「え!全然違う!」と驚き、無意識にもう一度触って「え!全然違う!!」と同じ言葉をくり返してしまいました。まさに「二度見」ならぬ「二度触り」です(笑)。あのときの感動を、一人でも多くのお客様にお届けしたい。その一心でした。

井上:開発にあたって世の中のあらゆる「ベーシックシリーズ」と呼ばれる製品を研究し尽くしました。「どうすればシーボンらしさを出せるか」と悩み、数え切れないほどのコンセプトやキャッチフレーズを考えましたね。ただ、処方研究チームから「技術力には自信があるから任せてくれ」という力強い言葉をもらえたので、私たち企画側は、その自信のある技術をいかにお客様に分かりやすい言葉で伝えていくかに注力できました。

小瀧(処方研究):研究側としては、すでにお客様から好評の濃厚な保湿感などを変えるのは、一歩間違えればマイナスに働くリスクもありました。だからこそ「何を残して、何を進化させるか」というバランスが非常に難しかったです。独自の保湿技術を組み込みつつ、使用感を高いレベルに引き上げていくという、企画側との密なやり取りをくり返しました。

トライアルプラン体験

乾燥によるストレスにもゆらぎにくい肌へ。基礎づくりを目指す「多角的角層ケア」


Q 今回のリニューアルでは、コンセプト面でどのような変化があったのですか?

井上:一番の違いは保湿へのアプローチ方法です。これまでは化粧水、乳液、クリームと、それぞれのアイテムが個別に角層の保湿をしていましたが、新シリーズでは「肌の基礎力」に着目。肌の1番外側にある、ラップ1枚ほどの繊細な「角層」を、シリーズ全体で多角的にケアする徹底保湿ケアへと進化させています。それが乾燥によるストレスにゆらぎにくい肌作りにつながります。

Q 愛用者の方からのリアルな声も反映されているとお聞きしました。

井上:お客様の声を徹底的に分析しました。シーボンならではの「濃潤さ(とろみや保湿感)」は残しながら、一部声として挙がっていた「浸透*の遅さ」や「ペタつき感」という課題を改良し、肌をいたわっていると感じられるなめらかで心地よいテクスチャーを追求しています。

*浸透:角層まで

トライアルプラン体験

“5STEP”と、アイテムに宿る独自技術

Q 今回から、ベーシックケアラインに「日やけ止めクリーム」が仲間入りして“5STEP”になりました。このことにはどんな背景があるのでしょうか。

鈴木:私たちは「日やけ止め(ベースメイク)までがスキンケアである」と考えています。朝晩のスキンケアだけでなく、日中の紫外線や乾燥からも肌を守ることで、初めて24時間体制の角層ケアが完成するんです。そのため、今回の新シリーズは5つのステップとなりました。

Q 新フェイシャリストシリーズにおける5つのステップ、それぞれに明確な役割があるのですね。

小瀧:はい。最初のステップから順に「調える、満たす、高める、育む、守る」と定義しています。

1.【調える】:クレンジング・洗顔で、肌を柔らかく清潔に調えます。
2.【満たす】:化粧液で、水分と油分をバランスよく届け*、うるおいで満たします。
3.【高める】:美容乳液で、バリア機能をサポートし、コンディションをケアします。
4.【育む】:クリームの長時間保湿膜で、美容成分をチャージしながら肌環境を育みます。
5.【守る】:日やけ止めクリームで、紫外線や乾燥からやさしく肌を守ります。

*届け:角層まで

この5STEPで角層のすみずみまでアプローチすることで、乾燥によるストレスにゆらぎにくい、健やかで美しい肌へと導きます。

Q それぞれのアイテムに、常識をくつがえす独自技術が詰め込まれていると伺いました。具体的に教えていただけますか?

小瀧:はい。まずは化粧液のフェイシャリストトリートメントドロップです。化粧液をなじませた瞬間、角層までスーッと浸透し、もちっとした感覚を覚える方が多いです。その秘密は、水分と油分を極微細なドロップ状にした「アクアオイルドロップ」という独自技術にあります。従来の化粧水の「非水ゲル技術」を継承した技術ですが、わかりやすく伝わるよう改めて「アクアオイルドロップ」と名付け直しました。この技術が、保湿の持続性を実現しています。

小瀧:化粧液は、井上と一緒に「マセに次ぐ、第二の看板製品にしたい」と特にこだわったアイテムです。水と油を絶妙なバランスで配合した独自のテクスチャーが特長なのですが、なんと1回の使用量につき、約47.4兆個もの微細なドロップが入っているんですよ。

Q 47.4兆個ですか!?それは凄い数ですね。

井上:毛穴の約4,500分の1という極小サイズで肌に浸透*するんです。これまで解明されていなかったこの数値をどうしても突き止めたくて、研究側に無理を言って調査してもらった、想い入れの強い数字です(笑)。吸い込みが非常に早く、最後はベタつかずなめらかなベール感で終わる、納得の仕上がりになりました。

*浸透:角層まで


小瀧:美容乳液については、以前のさらさらした質感から、より濃厚で保湿の持続性を感じられる質感へ進化させました。独自開発の原料「加水分解コメ・コメヌカエキス(保湿成分)」を配合し、肌のバリア機能に欠かせないセラミドに着目。バリア機能をサポートすることで肌のコンディションをケアします。そして、使うたびにもっちりと吸いつくような柔らかさをもたらします。

小瀧:クリームには、六角形が隙間なく並んだ水油のミルフィーユ状の膜が肌を覆う、新開発の独自技術「ハニカムチャージベール」を採用しました。密閉性が非常に高く、ベタつかないのに驚くほどの長時間保湿が適います。実は、今回のリニューアルの中で最も時間をかけた技術なんです。

Q 開発において、かなり試行錯誤されたそうですね。

小瀧:正直、サンプルの大半は失敗作でしたね。テストしたサンプルは1000近くにのぼります。ビーカーレベルでは成功しても、工場の大きな釜で製造すると再現できなかったり、最初はよくても時間が経つと構造が崩れてクリームの用をなさなくなってしまったり……。最終的に工場で「これならいける」となったときは、チーム全員で安堵のため息が出ました。

Q 「日やけ止めクリーム(フェイシャリスト プロテクトUV)」も、今までにない使い心地だとか。

小瀧:「冬だけでなく、実は夏も肌は乾燥している」という事実に着目し、夏も冬もうるおいを感じられる、これまでの常識をくつがえすような高保湿*のUVケアを目指しました。ただ、保湿力を高めようとするほどベタつきが出てしまいます。夏に使うとベタつきが気になるけれど、冬に使うと物足りない……そのバランスを解決するのが一番難しいポイントでした。

*高保湿:従来品比

Q そのジレンマを、どうやって乗り越えたのですか?

小瀧:高いバリア力がありながら、従来品に比べ、ベタつきや日やけ止め特有のキシキシ感をなくしました。まるで保湿クリームを塗っているような心地よさを実現しながら、「白浮き・ヨレのなさ」も両立しています。

鈴木:この技術は素晴らしいのですが、最初は社内でも構造を理解するのが難しくて(笑)。お客様にどうすればこの凄さが直感的に伝わるか、能書の表現や見せ方には特に苦労しました。
最終的にこの技術を「モイストプロテクターⅢ」と名付けました。「Ⅲ」には、「3相構造」の「3相」と、高いバリア性を持ちながら①「保湿感がよい」②「白浮きしにくい」③「低刺激」という3つのメリットを含ませています。そこが伝わり、製品発表会では、「新感覚!」「これなら毎日塗りたい!」と絶賛の声をいただいたときは、本当に嬉しかったです。

乾燥ストレスケアへのアプローチと、使いやすさが考えられたデザイン

Q テクスチャーだけでなく、今回は「ストレスケア」にも着目されているそうですね。

井上:リアルなお客様のライフスタイルに寄り添うために、今回は「肌、こころ満ちる」というキャッチコピーの通り、肌だけでなく乾燥によるストレスケアへのアプローチも含めて考えています。スクワランや、乾燥によるストレスをケアするシーボン独自開発のカラーの花由来の酵母エキスなどの保湿成分を配合し、敏感肌の方を対象としたパッチテスト★も行っています。

★アレルギーテスト済み※すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありません

Q 容器のデザインや機能性も、かなりスマートに刷新されましたね。

井上:はい、お客様の声を反映し、容器も大きく変えました。生活に溶け込むシンプルでモダンなデザインにしています。また、スパチュラを内蔵できるように改善したり、キャップの開けやすさ(3回ひねるのを2回にするなど)や、閉めたときのクリック感、スリムで軽い使いごこちなど、アイテムごとに細かく調整しました。

鈴木:日やけ止めについては、手についた後キャップを閉めるときに製品に触れるため、そのときに汚れが目立ちにくいデザインにしています。使うたびに日常の小さなストレスにならないように、という点には徹底的にこだわりました。

「もちもちに感動」「ライン使いで真価を発揮」新製品に届いたリアルな反響

Q 実際に新製品を体験されたお客様からは、どのような反響が届いていますか?

井上:ご愛用者様へのアンケート*では、約8割の方が「進化を感じる」と回答してくださいました。「使用後の吸い付くような肌の感じがとても幸せ」「もちもちで嬉しい」といったお声を多くいただいています。

鈴木:モニター調査*でも、日やけ止めを含めたライン使いをすることで、より高い保湿感を感じやすいという結果が出ています。「暖房による乾燥が激しい時期でも、乾燥による夕方の皮むけや目元まわりのシワが気にならなかった」というお声もあり、日中の保湿力には自信があります。

*アンケート: 2026年1月1日(木)~5月17日(日), 新フェイシャリストシリーズの化粧液(3T,3TL)・美容乳液(4R)・クリーム(6C)・日やけ止めクリーム(9P)のいずれかの製品をご購入いただいた方741名を対象, 感じた/やや感じた/どちらでもない/あまり感じない/感じないの選択肢より回答,シーボン調べ

*モニター調査:2026年1月15日(木)~1月23(金),自社スタッフ94名を対象,非常に感じた/やや感じた/どちらでもない/あまり感じない/全く感じないの選択肢より回答,シーボン調べ

Q 最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

井上:乾燥にお悩みの方や、現在のスキンケアに迷っている方にぜひお試しいただきたいです。新フェイシャリストシリーズは、水分と油分のバランスがとれた『もっちりと満ちた美肌』へ導くシリーズです。「保湿ってこういうことだったんだ!」と、ご自身の肌に自信を持っていただけると思います。
また、アレルギー・敏感肌パッチテストもクリアしています。「しっかり保湿したいけれど、ベタベタするとかゆくなってしまう」というデリケートな肌悩みにも寄り添う設計ですので、ぜひ一度お試しください。

▼フェイシャリストシリーズの詳しい製品情報はこちら

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