老け顔に見られる特徴とは
老け顔に見られてしまう特徴として、主に以下の要素があげられます。
・目元や口元にシワがある
・シミが目立つ
・目の下にクマがある
・肌がくすんでいる
・二重あごになっている
それぞれ詳しく解説していきます。
また、実年齢より若く見える人の特徴については、下記の記事で紹介しています。
「実年齢より若く見える人の特徴は?今日からできる若見えエイジングケア!」
目元や口元にシワがある
顔にシワが見られるようになると、老けて見られやすくなります。特に目元、眉間、首などはシワができやすく、目立ちやすい部位です。
また、顔の筋肉が衰えて頬にもたつきが見られるようになると、口元のほうれい線も目立つようになり、それも老け顔の原因となります。
シワの原因としてあげられるのが加齢ですが、肌の乾燥によってもシワができることがあるため注意が必要です。ほうれい線については、マスクが原因で頬にもたつきが生じて見られるようになることもあります。
シミが目立つ
エイジサインのひとつであるシミも老け顔の特徴です。シミがあると顔の印象が暗くなり、実年齢よりも上に見られることもあるでしょう。
コンシーラーやファンデーションなどを使ってシミを隠すことはできるものの、濃いシミはメイクで隠すことが難しいものです。また、コンシーラーなどを塗り重ねることで肌の透明感が失われ、かえって老けて見えることもあります。
目の下にクマがある
目の下にクマがあると、疲れている印象を与えてしまい、老け顔に見られやすくなります。
目元は会話するときなどによく見られる部位であるため、クマがあると目立ってしまい、顔の印象を左右します。
クマの原因には、紫外線によるメラニンの色素沈着、睡眠不足や疲れなどによる血行不良、加齢などがあげられます。
肌がくすんでいる
肌の透明感やツヤが失われ、全体的にくすんでいると、疲れている印象をもたらし、老け顔に見えやすくなります。特に夕方になると、何となく顔色が全体的に暗くなり、くすんで見えるという悩みをもつ方は多いのではないでしょうか。
肌のくすみにはさまざまな原因があります。
加齢による肌のターンオーバーの周期の乱れ、肌の乾燥や誤ったスキンケアによって古い角質が肌表面に留まってしまうこと、肌に残ったメイク汚れなどです。また、生活習慣の乱れも血行不良やターンオーバーの周期の乱れにつながり、くすみの原因となることがあります。
二重あごになっている
フェイスラインにもたつきが見られるようになると、二重あごになりやすく、それが老けて見える原因となることもあります。
二重あごは、加齢などによる表情筋や首回りの筋力の低下、悪い姿勢、肥満などが原因です。また、首のシワが二重あごに見える原因となることもあります。
老け顔になる原因
なぜ老け顔になってしまうのでしょうか。その原因について詳しくみていきましょう。
加齢の影響
若い頃は、おでこや頬に適度な脂肪があり、ふっくらとした印象を与えるため、顔全体が若々しく見える傾向にあります。しかし、年齢を重ねるにつれ皮下脂肪が減少し、さらに重力の影響で下垂することで、顔の輪郭が変化します。そうすると、老けた印象を与えやすくなるのです。
特に、おでこやこめかみ、目の下、頬は脂肪が減少しやすい部分といわえており、目の下のくぼみや頬のもたつきが気になることもあります。
一方で、口元やフェイスラインには脂肪が移動しやすく、ほうれい線が目立ったり、フェイスラインがぼやけた印象になったりすることがあります。
誤ったスキンケア
日々のスキンケアが適切でない場合、肌にダメージを与え、老け顔を加速させることがあります。
例えば、洗顔のしすぎや、洗浄力の強すぎる洗顔料の使用は、 くすみ(※)やシワ、もたつきを引き起こす原因になります。
また、化粧水や乳液、クリームなどを塗る際に肌をこすったり、間違った使い方をしたりすることも、肌に負担をかける原因となるため注意が必要です。
※くすみ:乾燥による
紫外線対策不足
紫外線対策が不十分であることも、老け顔の原因のひとつです。紫外線を浴びると、肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンが破壊され、ハリや弾力が失われるため、シワやもたつきが生じやすくなります。
さらに、紫外線はメラニンの生成を促進し、シミの原因ともなります。紫外線によるダメージはすぐには実感しにくいものの、しっかり対策せずに浴び続けると、年月を経てシワやシミとして現れることが多いのです。
表情筋の衰え
顔の表情をつくる筋肉である表情筋が衰えると、皮膚を支える力が弱まり、頬やフェイスラインのもたつきが目立つようになります。これも老け顔の原因のひとつです。
表情筋は、普段の会話や食事、笑顔などによって自然と鍛えられています。しかし、人とコミュニケーションを取る機会が少ない方や、あまり表情を動かさない方は、表情筋を使う頻度が減る傾向にあります。その結果、頬のもたつきやほうれい線の深まりが起こりやすくなるため、注意が必要です。
ストレスの蓄積
ストレスは心身の健康を損なう原因となるだけでなく、肌にも悪影響を与えます。ストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れて血行が悪くなることで、肌に必要な栄養や酸素が十分に行き渡りにくくなります。その結果、肌のくすみやシワ、ハリの低下が目立つようになるのです。
また、ストレスによる睡眠不足は肌の再生能力を低下させ、シワやもたつき、くすみなどが目立つ原因となります。さらに、ストレスが続くと免疫力が低下し、肌荒れや肌の乾燥が進行しやすくなり、老けた印象を与える要因となることがあります。
老け顔から若々しい印象へ!肌のハリを保つケア方法
現時点では老けて見られやすいとしても、努力次第で若々しい印象をキープすることはできます。
ここでは、肌のハリを保つためのスキンケア方法をご紹介します。
十分な保湿をする
肌が乾燥するとシワが生じやすくなり、老け顔の原因となります。また、乾燥した肌はターンオーバーの周期が乱れ、シミやくすみといった肌トラブルに繋がる可能性があります。
若々しい印象の肌にするには、十分な保湿ケアが欠かせません。朝と夜のスキンケアを丁寧に行い、しっかりと保湿しましょう。
化粧水で水分を補給し、肌悩みに合った美容液を塗ったら、乳液やクリームで油分を補って肌の乾燥を防ぎます。
特に目元は乾燥しやすく、シワが出やすい部位なので、キワの部分まで入念に保湿しましょう。
洗顔・クレンジングで肌に負担をかけないようにする
メイクや皮脂の汚れが残っていると肌トラブルにつながるため、クレンジングや洗顔でしっかりと汚れを落としておくことが大切です。
しかし、汚れを落とすことばかりに気をとられると、洗顔やクレンジング時に肌に負担をかけることがあります。洗顔やクレンジングでは以下の点に気を付けましょう。
・熱いお湯を使わない
お湯の温度が高いと、肌に必要なうるおいまで奪ってしまい、肌の乾燥を引き起こします。洗顔の際は、ぬるめのお湯を使いましょう。
・洗顔料はしっかりと泡立てる
洗顔料はよく泡立てて、泡を肌の上で転がすようなイメージで洗いましょう。
・ゴシゴシとこすらない
ゴシゴシこすると、肌に負担となります。こすらず泡でやさしく洗いましょう。
・すすぎ残しのないようにする
目元や髪の生え際、フェイスラインなどもすすぎ残しのないようにしっかりと洗い流します。
・洗顔後はすぐにスキンケアをする
洗顔後はすぐに保湿ケアを行い、肌を乾燥から守りましょう。
美白有効成分配合のアイテムで美白ケアをする
美白(※)有効成分配合のアイテムを使用すると、メラニンの生成を抑えたり、メラニンの排出をサポートしたりする効果が期待できます。
シミやくすみ(※)といった肌トラブㇽのケアや予防を目指して、美白有効成分配合のアイテムで定期的にケアしましょう。
老け顔対策におすすめなのが、シーボンの「フェイシャリストホワイト」シリーズです。
※美白:日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ
※くすみ:乾燥による
フェイシャリストホワイト クリアローション
有効成分としてVCエチル(※)とグリチルリチン酸ジカリウム配合で、日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ薬用美白化粧水です。サラリとした軽やかな使い心地で、肌にうるおいを与えます。使い続けることで、透明感のあるツヤ肌に導く化粧水です。
※VCエチル:3-O-エチルアスコルビン酸
フェイシャリストホワイト フレッシュセラム
とろみのある使用感で、肌にスッと浸透(※)してうるおいに満ちた肌に導く薬用美白美容液です。VCエチル(※)とグリチルリチン酸ジカリウムといった有効成分が肌にアプローチします。うるおいケアと美白(※)ケアの両方ができる優秀な美容液です。
※浸透:角層まで
※VCエチル:3-O-エチルアスコルビン酸
※美白:日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ
フェイシャリストホワイト モイスチャークリーム
スキンケアの仕上げにおすすめのうるおい成分を配合した薬用美白クリームです。有効成分として持続性ビタミンC誘導体(※)、グリチルリチン酸ジカリウム配合で、紫外線による乾燥や外的刺激から肌を守ります。しっとりうるおうのにテクスチャーは軽いため、心地良い使用感です。
※持続性ビタミンC誘導体:L-アスコルビン酸 2-グルコシド
セルフマッサージで血行を促す
血行不良による肌のくすみを改善するのに役立つとされているセルフマッサージも取り入れてみましょう。
セルフマッサージを行う際は、肌を摩擦しないようにフェイスクリームやマッサージクリームなどを使用するのがポイントです。また、力を入れずにやさしいタッチで行いましょう。
<セルフマッサージのやり方>
・顔の内側から外側へ、下から上へ向かってクルクルと小さな円を描くように顔全体をマッサージする
・全体をマッサージしたら、顔の内側から外側に向かって手を滑らせる
・両手を耳の前からフェイスラインに沿って首に滑らせる
・首から鎖骨に向かって流して終了
紫外線対策をする
紫外線を浴びると肌が乾燥し、シワやもたつき、シミができる原因となります。老け顔を目立たなくするには、紫外線対策をしっかりと行うことが欠かせません。
日やけ止めを使用するのはもちろん、帽子や日傘などを活用して紫外線対策を徹底しましょう。
紫外線は季節や天気を問わず、一年中降り注いでいます。また、窓からも入りやすいので、屋内で過ごす際も油断せずに紫外線対策を行うようおすすめします。
顔の筋肉を鍛える
表情筋の衰えは、老け顔の原因となります。特に普段から表情が乏しいといった場合は表情筋が衰えやすいので、顔の筋肉を意識的に鍛えることが大切です。
鏡を見て、口角をグッと上げてスマイルを10秒間キープするなどのトレーニングをしてみましょう。上の歯が半分くらい見えるようにすると、より表情筋にアプローチできます。
1回10秒間を5回×3セットくらいを目安に毎日行うと、表情も明るくなり、見た目に変化が見られるようになります。
まとめ
老け顔に見られる原因として、シミやシワ、くすみなどがあげられます。これらの原因は加齢だけではなく、紫外線による乾燥ダメージ、血行不良によって生じやすいため、日頃の生活習慣を見直してみることが大切です。
肌に負担をかけないよう、丁寧なスキンケアを心がけることで、若々しい印象をキープすることができるでしょう。