目元のくすみの原因とは?肌悩みに着目したおすすめのスキンケアを解説

「年齢を重ねるにつれて、目元のくすみが目立ちやすくなった気がする」とお悩みの方はいませんか。目元がくすんでいると、実年齢より老けて見えたり、疲れた印象をもたらしてしまったりすることがあります。くすみを改善するには、日頃のスキンケアと生活習慣を見直すことが大事です。そこで今回は、目元のくすみの原因や、くすみを予防する方法についてご紹介します。


この記事は約7分で読み終わります。

目元のくすみの原因

目元や目の下のくすみができる主な原因として、以下があげられます。

・肌の乾燥
・糖化
・色素沈着
・血行不良

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

肌の乾燥

目の周りは皮脂の分泌量が少なく、乾燥しやすい部分です。特に、加齢や紫外線のダメージなどにより肌のターンオーバーの周期が乱れると、肌の乾燥がさらに進んでしまいます。

その結果、角質の水分量が減り、透明感が失われてくすんだ印象になってしまいます。

色素沈着

肌の摩擦や紫外線のダメージが加わると、くすみの原因となるメラニン色素が増加します。

特に、普段からアイメイクを強く落とそうとしたり、目をゴシゴシ擦ったりしている方は要注意です。メラニン色素がスムーズに排出できなくなり、色素沈着が起こりやすくなってしまいます。

血行不良

血行不良になると毛細血管が青く目立つため、皮膚の薄い目元はくすんだ印象になります。くすみだけでなくクマも目立ちやすく、顔色が悪く見えるため注意が必要です。

疲れやすかったり、冷えが気になったりするときは血行不良のサインです。身体に必要な栄養が十分届けられず、老廃物が溜まってくすんで見えてしまうため、血の巡りを良くするよう心掛けましょう。

肌の糖化

肌の糖化もくすみの原因になります。糖化とは、糖分が体内でたんぱく質と結合することで、細胞を傷つけて老化させることにつながります。たんぱく質が糖化すると肌の弾力やハリが失われるなど、肌老化を加速させてくすみを引き起こします。

糖化は、糖質の摂り過ぎや、食後血糖値の急上昇で生じやすくなります。くすみが気になるときは、食事や運動などの生活習慣を見直して糖化を防ぐことが大切です。

目元のくすみを予防する6つの方法

目元のくすみができる原因はさまざまです。上述した原因に合う対処法を試して、肌を明るい印象に導きましょう。ここからは、目元のくすみを予防する6つの方法を解説します。

1. クレンジングする際は目元の摩擦を避ける

目元の皮膚はデリケートなので、クレンジングの際は摩擦を避けるようにしましょう。アイメイクを落とすときは、ゴシゴシこすらずに汚れを浮かすようにするのがポイントです。アイメイク用のクレンジングをコットンや綿棒につけてメイクに十分になじませてから、汚れを落としましょう。

ただし、洗浄力の低いクレンジング料を使うと、汚れを落とすためにかえって肌をこすってしまうおそれがあります。クレンジング料を選ぶときは、油性成分が含まれていて柔らかいテクスチャーのクリームタイプのアイテムがおすすめです。

2. 洗顔で肌に負担をかけないようにする

洗顔方法を見直すことも、くすみ予防に有効です。洗顔で気を付けるべきことは以下のとおりです。

・熱いお湯は使わない
・洗顔料はしっかりと泡立てる
・すすぎ残しのないようにする

熱いお湯を使うと肌に必要なうるおいまで落としてしまい乾燥しやすくなるため、ぬるま湯で丁寧に洗うことが大切です。たっぷりの泡で優しく洗うと、肌への刺激が軽減できます。特に、目元は皮膚が薄いので、こすらないように泡を転がすイメージで洗いましょう。

3. 保湿効果が高いアイテムを取り入れる

目元のくすみ(※)が気になるときは、毎日のスキンケアでしっかりと保湿することが大切です。目元は皮膚が薄く乾燥しやすい部分なので、化粧水や乳液だけでなく目元用のクリームを活用すると良いでしょう。

ただし、肌を強くこすると摩擦が生じてしまい、乾燥しやすくなるため注意が必要です。保湿効果の高いクリームなどを塗るときは、目元になでるように優しくケアしましょう。

乾燥しやすい目元にうるおいとハリを与えたい方には、「シーボン コンセントレートプラス アイトリートメント」(※)がおすすめです。

ビフィズス菌発酵エキス、酵母エキス、加水分解酵母エキス、アラリアエスクレンタエキス、ラミナリアディギタータエキス、ヒドロキシプロリン(保湿成分)、油溶性ビタミンC誘導体(製品の抗酸化剤)を配合し、みずみずしい肌へ導きます。

明るい印象の肌を目指すなら、「シーボン コンセントレートプラス アイトリートメント」をぜひお試しください。

※くすみ:乾燥によるキメの乱れた肌印象
※「シーボン コンセントレートプラス アイトリートメント」は、生産終了につき在庫限りで販売終了

4. 紫外線対策を徹底する

メラニンの生成によるくすみを防ぐために、紫外線から肌を護ることも大切です。日やけ止めはもちろん、日傘や帽子などの紫外線対策グッズも併用すると良いでしょう。

ただし、日傘や帽子だけでは紫外線を防げない場合もあります。紫外線対策を徹底するために、サングラスやUVカットの洋服などを活用するのもおすすめです。

とはいえ、長時間屋外で作業していたり、海水浴へ行ったりすると、紫外線を完璧に防ぎきれない場合もあるかもしれません。日やけをして赤くなってしまったときは、こすらずに患部を冷やしてからたっぷりと保湿するよう心掛けましょう。

5. 目元のマッサージで血行を促す

ホットタオルで目の周辺を温めたり目元をマッサージしたりすると、血行が良くなり、くすみ予防にもなります。

ただし、何もつけずにマッサージをすると摩擦が生じてしまい、かえってくすみを悪化させてしまうおそれがあります。目元をマッサージするときは、クリームなどを使って摩擦が生じないようにしましょう。

フェイスクリームを使うと目元の保湿もできるので、うるおいをキープできます。

6. 食生活や栄養バランスを見直す

くすみを予防するために、美肌づくりに役立つ栄養素を積極的に摂取しましょう。特に、肌のターンオーバーの周期を整えるビタミンB群を補うことをおすすめします。ビタミンB群を多く含む食材は、レバーやうなぎ、カツオ、マグロ、卵、納豆などです。

また、糖化を抑制する食生活を意識することも大切です。糖化の原因である食後の血糖値の上昇を防ぐために、GI値の低い食材を選びましょう。

GI(グリセミック・インデックス)値とは、ブドウ糖の血糖上昇率を100とした場合の血糖値の上昇割合を数値化したものです。GI値が低い食材ほど、血糖値の上昇を緩やかにします。

糖化を抑制するためにおすすめの低GI値(49以下)の食材は以下のとおりです。

・穀類:玄米、全粒粉のパスタやパン
・野菜類:葉物野菜、トマト、ブロッコリー、ピーマン
・果物類:りんご、みかん、いちご
・魚類:マグロ、カツオ、アジ、イワシ
・肉類:牛肉、豚肉、鶏肉
・きのこ・海藻類:しいたけ、しめじ、生わかめ、のり、ひじき
・乳製品・卵:牛乳、チーズ、ヨーグルト、鶏卵

上記のような低GI値の食材を選ぶ以外にも、よく噛んでゆっくりと食べることを意識すると、血糖値の急上昇を防ぎやすくなります。

7. 睡眠の質を高める

睡眠中に分泌される成長ホルモンには、肌のターンオーバーの周期を正常に整えるはたらきがあります。

しかし、就寝前にPCやスマートフォンを使用すると、画面から出ているブルーライトの影響を受けてメラトニンの分泌が抑制されてしまいます。メラトニンの分泌が低下すると寝つきが悪くなり、睡眠の質も低下してしまうのです。

同時に成長ホルモンの分泌量も減少し、肌の老化を早めてしまうのでくすみの原因にもなります。くすみを防ぐために、睡眠の質向上を目指しましょう。睡眠の質を高める方法は以下のとおりです。

・就寝3時間前までに食事を済ませる
・眠気を促すために温かい飲み物を飲む
・就寝前のアルコールやカフェイン、喫煙は避ける
・ぬるめのお湯に浸かる
・生活リズムを整える
・室温や湿度を調整する
・自分の体に合った寝具を選ぶ
・適度な運動を取り入れる

まとめ

目元のくすみの主な原因は、肌の乾燥や糖化、色素沈着、血行不良です。くすみを予防するには、洗顔やクレンジングを丁寧に行い、しっかりと保湿することが大切です。スキンケアのほかにも、紫外線対策を徹底し、栄養バランスの良い食事を心掛けて睡眠の質も高めていきましょう。