目元にシワがあると老けてみえる？
肌は、見た目の印象に影響を与えるポイントのひとつです。なかでも、目元にシワがあるかないかで、見た目年齢は大きく左右するといわれています。目や鼻、口が同じでも、シワがあるだけで、見た目年齢は上がってしまうのです。
また、シワがあると疲れた印象を与えやすくなります。シワがあることで、若々しいイメージから遠ざかってしまうのは避けたいところですよね。
実際に、目元のシワは肌悩みの代表格といえます。いつまでも若々しく、元気な印象を与えるためには、目元のシワ対策が大切といえるでしょう。
目元のシワができる原因
目元のシワができる原因には、いくつかの理由が挙げられます。シワを予防し、いまあるシワを適切にケアしていくために、自分にはどんな理由が当てはまっているのか考えてみましょう。
乾燥
肌が乾燥すると、肌のハリやうるおいを失い、細かいちりめんジワができやすくなります。特に目元は顔のなかでも皮膚が薄く、まばたきや表情の変化によって乾燥しやすいパーツです。また、目の周りは皮脂の分泌が少ないことも乾燥しやすい原因のひとつであるといえます。
洗浄力が強すぎる洗顔は、必要な皮脂まで洗い流し、乾燥しやすくなる可能性があります。また、顔の汚れを落とそうとゴシゴシこするのも肌にはよくありません。眠気や花粉症の症状で目がかゆいときも同じです。ささいな動作が一つひとつ積み重なって起こる乾燥が、シワへとつながりやすくなります。
目の酷使
いまや私たちの生活に欠かせないPCやスマートフォンですが、使い過ぎると目によくないだけでなく、目の周りの血行も滞ってしまいます。血行が悪くなると、本来目の周りにも行き渡っていた肌の栄養や水分が不足し、シワができやすくなってしまいます。
ネットサーフィンやスマートフォンでのゲームなど、画面を長時間見るような習慣がある方は要注意です。意識的に目を休ませる必要があるでしょう。
加齢
加齢も、肌のハリが失われシワができやすくなる原因のひとつです。年齢を重ねていくと、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少していき、肌の水分量や弾力が徐々に失われていきます。
水分やハリが減ってしまった肌は、口元や目元にシワができやすくなります。また、弾力性も低下してしまうため、できたシワが戻りにくくなるのです。加齢によってシワができやすくなり、シワによってまた見た目年齢が高くなってしまうという悪循環へとつながります。
紫外線
肌のハリに欠かせないコラーゲンやエラスチンは、紫外線を浴びるとダメージを受けます。コラーゲンやエラスチンなど肌の弾力を保つ物質の産出量を減らし、機能を低下させてしまうのです。
そのため、長時間にわたって無防備な状態で紫外線を浴びてしまうと、肌のハリや弾力が失われ、シワができやすくなるでしょう。紫外線によるダメージはシワだけでなく、シミやくすみなどにもつながります。
目尻のシワをケアする方法
見た目の印象を左右する目尻のシワは、どのようなケアが必要なのでしょうか。シワができる原因に合わせて、以下の対策を行ってください。
しっかり保湿をする
細かいちりめん小ジワのケアに大切なのは、しっかり保湿することです。気になる部分だけを重点的に保湿するのではなく、目元全体の保湿ケアを行いましょう。
化粧水や乳液はもちろん、高保湿なスキンケア製品も取り入れてみてください。クリームや美容液には、皮膚の薄い部位のうるおいを守る目元用の製品があります。具体的には、レチノール成分が配合されているアイクリームや、ナイアシンアミド配合のハリが出る美容液などを選ぶと良いでしょう。
シーボンでは、目元のシワ対策におすすめの製品を取り扱っています。以下の製品をチェックしてみてください。
シーボン マスカレードエフェクター【目元・額用クリーム】
「シーボン マスカレードエフェクター」は、目元や眉間、額を指すマスカレードゾーンの悩みに着目し、普段のお手入れにプラスワンするケア製品です。皮膚が薄く、繊細な部位である目元はもちろん、眉間や額にあらわれるエイジサイン（※）もケアし、肌を滑らかでハリのある状態へと導きます。
テクスチャーは伸びがよく、気になる部分にフィットします。乾燥小ジワを目立たなくし、目元や額に自信を持ちたい方におすすめです。
※エイジサイン：年齢を重ねた肌の乾燥やキメの乱れ
シーボン AC バイラルセラムa （医薬部外品）
ナイアシンアミド配合の美容液「シーボン AC バイタルセラムa」は、日常生活で蓄積される光ダメージ（※）に着目し、シミの原因にアプローチするACシリーズのひとつです。シミ予防（※）を行い、若々しい印象の目元へ導いてくれます。複数の保湿成分（※）を配合し、みずみずしく明るい印象の肌を目指せます。
コクのあるテクスチャーは、なめらかで肌にもすばやくなじみます。うるおいを感じながらもベタつかず、さらりとした肌触りを感じられるでしょう。
※光ダメージ：紫外線による、乾燥・シミ・シワなどの肌ダメージ
※シミ予防：メラニンの生成を抑えること
※複数の保湿成分：独自複合型成分OMNI SHOT4(オムニショットフォー)（※ナイアシンアミド（有効成分）、アスタキサンチン液、加水分解シルク液、酵母エキス（1）） 、サンゴ草抽出液、L-エルゴチオネイン液、イノシット
目元の血行を促進する
目元の肌に栄養や水分を行き届けるために、目の周りの血行促進を意識しましょう。
スキンケアのときに目元にクリームを塗り、セルフマッサージで血行を促すことが大切です。摩擦にならないよう十分にクリームを使い、やさしく目の周りをほぐしてください。
また、蒸しタオルを使った目元全体の血行促進もおすすめです。濡れたタオルをレンジで温めるだけなので、簡単かつ時短で使えます。やけどに注意し、気持ちいい温度で行いましょう。
目に疲れを溜めないような生活を心がけることも大切です。デスクワークやゲームは眼精疲労が溜まりやすいので、こまめに目を労わってくださいね。
表情筋のクセを意識する
視力が弱いと無意識に目を細めてしまったり、眉間にシワを寄せてしまったりと、人にはそれぞれ表情のクセがあります。自分がどんなクセを持っているのかを自覚し、力が入ってしまう部位を意識しましょう。
笑うと目尻にシワができるのは当たり前のことですが、肌に充分な弾力があれば、表情筋は元の状態へ自然と戻ります。しかし、弾力が失われてしまうと、表情筋が戻りにくくなり、シワが残りやすくなるのです。
表情筋によるクセを防ぐには、「口を大きく開けて笑わない」「頬杖をつかない」など、習慣になっている動作をしないことが大切です。顔にシワができやすい表情はできるだけ控えましょう。
紫外線対策をしっかり行う
目尻のシワ予防には、紫外線対策も欠かせません。
日やけ止めを欠かさず塗り、日中は小まめに塗り直しましょう。塗り直す間隔は2～3時間おきが良いとされています。外出時は帽子、サングラス、日傘などを使用し、直射日光を浴びる時間をできるだけ少なくしてください。
紫外線には窓やガラスを通過する種類もあるため、屋外はもちろん、屋内であっても日やけ止めは必要です。目尻だけでなく、顔や肌が見えている部分全体に塗りましょう。
目元のケアをする際のポイント
目元は、顔のなかでも特に繊細で刺激を受けやすい部位です。日頃のケアでは、以下のポイントに気を付けてください。
ゴシゴシこすらない
1つ目のポイントは、目をゴシゴシこすらないことです。
目をこするとさらなる乾燥を招くだけでなく、色素沈着を起こすおそれがあります。目の周りの筋肉が緩み、眼瞼下垂（がんけんかすい）になるリスクも高まるでしょう。日常生活で、できるだけ目をこすらないようにすることが大切です。
無意識にこすってしまう動作のひとつとして、クレンジング・洗顔が挙げられます。アイメイクを落とすときにゴシゴシしていないか、一度振り返ってみましょう。クレンジングや洗顔はやさしくなぞるように行ってください。
薬指を使ってケアをする
2つ目のポイントは、薬指を使ってケアすることです。普段あまり出番のない薬指ですが、目元のケアには適しています。
人差し指は力が入りやすく、目元のケアをするには刺激が強くなりがちです。力の入りにくい薬指を使って、できるだけやさしく行いましょう。何度も目の周りを往復させると、目元や目尻に美容液やクリームが溜まってしまいます。塗るときは、やさしくトントンとなじませるように広げてください。
まとめ
乾燥や加齢、紫外線など、目元にシワができる原因には複数の要因が関係しています。若々しい元気な印象を保つために、目元ケアをしっかり行い、シワ対策をしていきたいですね。美容液やクリームは高保湿な製品を取り入れ、うるおいとハリのある肌へと整えていきましょう。
