40代からは肌の変化に応じてスキンケアを見直そう
40代になると20代や30代のころに比べて、以下のような肌の変化が見られやすくなります。
・肌のターンオーバーの周期が長くなり、代謝が低下する。
・肌内部の水分保持力が低下し、乾燥しやすくなる。
・肌のハリを保つのに必要なコラーゲンやエラスチンが減少する。
肌のターンオーバーの周期が長くなると、メラニンを含む古い角質が排出されにくくなり、色素沈着が進み、シミやくすみなどを引き起こしやすくなります。
また、肌のうるおいをキープしにくくなると、カサつきが見られやすくなります。肌が乾燥すると肌バリアの低下につながり、肌荒れなどが生じやすくなるため注意が必要です。
さらに、コラーゲンやエラスチンの減少により肌のハリが失われると、シミやくすみ、シワ、もたつきが現われやすくなります。そのため、年齢に応じたスキンケアを意識することが大切です。
綺麗な肌をキープする!40代がすべきスキンケア
40代になっても肌が綺麗な方は、どのようなスキンケアをしているのでしょうか。ここからは、年齢に合ったスキンケア方法についてご紹介します。
1.洗浄力がやさしいクレンジングを使う
40代になると肌の水分保持力が低下して乾燥を招きやすくなるため、洗浄力がマイルドなクリームタイプやミルクタイプのクレンジングの使用をおすすめします。
洗顔するときは、たっぷりの泡で肌表面を転がすようにして摩擦を防ぎましょう。こすり洗いを避けることで、肌への負担が軽減できます。
洗顔後は、ぬるま湯で洗い流すことが大切です。冷たい水だと汚れが落ちにくく、熱いお湯だと必要な皮脂まで流してしまい、乾燥が進みやすくなってしまいます。
■おすすめのクレジング
シーボン AC4 トリートメントマセ
うるおいをキープしながらしっかりと汚れを落とせるクレンジングクリームです。濃厚なテクスチャーですが、肌にのせるとオイルのようになじみやすくなります。
マッサージクリームとしても活用できるので、セルフマッサージで顔をお手入れすることで明るい印象の肌へ導くことができます。
2.保湿力の高い化粧水・乳液(クリーム)でうるおいをキープする
美しい肌をキープするには、肌のターンオーバーの周期を考えてケアすることが重要です。しかし、肌が乾燥するとこの周期が乱れて、紫外線ダメージ(※)を受けやすくなるため、徹底した保湿ケアが大切です。
化粧水を手の平にとり、肌を包み込むようにやさしく顔全体になじませましょう。しっかりと保湿した後は、乳液やクリームで肌にフタをしておくと、うるおいを閉じ込めやすくなります。肌悩みがでやすい40代の方には、シワ対策用の化粧水もおすすめです。
■おすすめの化粧水
シーボン AC エッセンスローションa(医薬部外品)
ナイアシンアミド(有効成分)を配合したシワ対策用の薬用化粧水です。とろけるようなテクスチャーでしっとりと肌に浸透(※)し、柔らかなハリ肌が目指せます。
■おすすめのクリーム
シーボン AC モイスチャークリームa(医薬部外品)
リビジュア®(※)など厳選した美容成分が配合されたクリーム。なめらかでコクのあるテクスチャーでありながら、ベタつくことはありません。化粧水と合わせて使用することで、みずみずしい肌に導くことができます。
※紫外線ダメージ:乾燥による
※浸透:角層まで
※リビジュア®:ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン液(保湿成分)
リビジュア®は、日油(株)の登録商標です
3.肌悩みに合わせた美容液でダメージケアをする
肌悩みに合わせて美容液でケアをすることもおすすめです。シミ予防(※)には、美白(※)有効成分が含まれている美容液で集中ケアを行いましょう。ハリ不足が気になる方は、十分な保湿ケアが有効です。
■おすすめの美容液
・シーボン AC バイタルセラムa(医薬部外品)
透明感ある肌に導くサンゴ草抽出液(※)を配合した薬用美容液です。なめらかで濃密なテクスチャーで肌に素早くなじみ、うるおいを閉じ込めることができます。
・シーボン スポットドライ MD(医薬部外品)
高い保湿力(※)を備えた薬用美容液。乾燥を防ぎながらキメの整ったふっくら肌に導くことができます。ベタつきを抑えた濃厚な使い心地で、肌のうるおいをキープできるのが特徴です。
※サンゴ草抽出液:保湿成分
※シミ予防:メラニンの生成を抑えることによる
※美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
※高い保湿力:当社比
4.日やけ対策を徹底する
紫外線を浴び続けると、乾燥、シミ、ハリ不足、もたつきなどの原因になるため、朝のスキンケア後に、しっかりと紫外線対策をすることが大切です。日やけ止めを塗る、日傘や帽子を使うなどで、紫外線から肌を守りましょう。
■おすすめの日やけ止めクリーム
シーボン ブライトベール UV プロテクター
「UVケア」「スキンケア」「化粧下地」の3つの機能を兼ね備えた日やけ止めクリームで、スキンケアで時短したい方におすすめです。
4色の偏光パールの光の効果を利用し、くすみや色ムラなどをカバーして素肌を綺麗に見せることができます。
シーボン ブライトベール UV プロテクターについてはこちら
今から取り入れたい!綺麗な肌のための生活習慣
綺麗な肌を保つためには、内側からのアプローチも重要です。ここからは、肌のためにやっておきたい生活習慣のポイントをご紹介します。
朝は1杯の水を飲む
睡眠中はコップ1杯分の汗をかくといわれているので、不足した水分を補うことが大切です。水分不足の状態だと、血の巡りが悪くなり、新陳代謝にも悪影響を及ぼします。体内の老廃物をスムーズに排出するためにも、起床後はうがいをしてからコップ1杯(200ml)の水を飲むことを習慣にしましょう。
ただし、冷たい水を飲むと胃腸に負担がかかるため、常温の水、もしくは白湯がおすすめです。寒い時期に白湯を飲むと、身体も温まりやすくなります。
適度な運動をする
健やかな肌を目指すためには、適度な運動も必要です。身体を動かすことで血流を促進し、顔の毛細血管の隅々まで十分な栄養と酸素を送ることができるため、肌のターンオーバーの周期にも良い影響を与えます。
運動する時間が取れない方は、通勤などで1駅分多く歩いたり、階段を使ったりしながら無理なく続ける工夫をしましょう。
デスクワークやスマートフォンの操作などで前傾姿勢になりやすい方は、胸を張るように肩甲骨を後ろに引いてエクササイズをするのもおすすめです。お腹に力を入れて行うと体型維持にも効果的です。
質の良い睡眠をとる
肌のターンオーバーの周期を整えるには、質の良い睡眠も大切です。特に40~50代になると、女性ホルモンの減少がみられるようになります。仕事や家事などを両立するために睡眠時間を削ってしまうと、女性ホルモンの分泌を抑制する原因になりかねません。
理想的な睡眠を目指すなら、0~6時を含む7~8時間は眠る必要があります。また、肌の細胞を再生させるために重要な成長ホルモンは寝始めの3時間に分泌されやすいので、いかにこの時間帯で熟睡できるかがポイントです。
就寝前にヨガやストレッチなど軽い運動を行ったり、シャワーではなくぬるめの湯に浸かったりすると、休息時に働く副交感神経が優位になりぐっすりと眠ることができます。
栄養バランスのとれた食事をとる
身体に必要な栄養を補うために、栄養バランスの良い食事を意識することも大切です。普段から、肉や魚、野菜、海藻類、きのこ類、果物などをバランス良く食べましょう。
また、うるおいを保つために、オリーブオイルやエゴマ油などの良質な脂質を摂ることも重要です。ビタミンが豊富な野菜をたっぷりと食べることで、肌荒れを予防することができます。
自炊が難しいときは、スーパーやコンビニで手軽に購入できるヨーグルトや大豆製品(豆腐、納豆)、アーモンドミルク、野菜ジュースなどを上手に活用して、栄養バランスを整えましょう。
まとめ
40代になると、シミやくすみ、シワ、もたつきが現われやすくなります。肌のターンオーバーの周期の乱れや、水分保持力の低下、コラーゲンやエラスチンの減少などが起こりやすくなるため、肌の変化に合わせてスキンケアを見直すことが大切です。
肌に負担がかからないようなスキンケア製品を選び、うるおいをしっかりとキープするようにしましょう。ほかにも、紫外線対策や生活習慣を整えることもポイントです。