透明感のある肌になりたい!おすすめのスキンケア方法をご紹介

肌を美しく見せる要因には、『肌の透明感』が関係しています。透き通るようなみずみずしい肌は、周りにぱっと明るい印象を与えることができます。 そもそも、どのような肌状態のときに透明感を感じるのでしょうか。今回は、肌の透明感を高めたい方に向けて、おすすめのスキンケアと生活習慣について解説します。


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透明感のある肌とはどんな状態?

透明感と聞くと色白の肌を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、実際には異なります。

日本化粧品工業連合会によると、肌の透明感について『視覚的な表現であり、皮膚がくもりなく透き通ったように見える状態』であると定義しています。また、透明感のある肌は、肌の内部で反射する光『内部散乱光』が多いのが特徴です。

内部散乱光とは肌内部に侵入した光のうち、再び散乱する光のことをいいます。内部散乱光の比率に大きな影響を与えているのは、角層の水分量や肌のキメです。みずみずしくなめらかな肌であるほど、肌に透明感がある状態だといえるでしょう。

肌の透明感が失われる原因は「肌バリアの低下」!

肌のキメが乱れると肌に入る光の量は少なくなり、光の反射もまばらになります。内部散乱光が減ってしまうことで、くすんだ状態に見えてしまうでしょう。

キメが乱れやすくなる要因は、乾燥や紫外線、間違ったスキンケアによる肌バリアの低下です。

肌バリアが低下すると、外部からの刺激に影響を受けやすくなるだけでなく、体内の水分も失われやすくなります。透明感ある肌を目指すには、肌バリアのはたらきをいかにサポートするかがポイントです。自分の肌に合ったスキンケアや肌に良い生活習慣を積極的に取り入れていきましょう。

透明感ある肌へ近づくためにしておきたいスキンケア

肌の透明感を高めるためには、毎日のスキンケアが大切です。その際に気を付けたいポイントと、シーボンおすすめのスキンケア製品をご紹介します。

クレンジング・洗顔は丁寧に行う

クレンジングと洗顔は誤った方法で行うと肌への刺激となってしまい、肌バリアを低下させるおそれがあります。やさしく、丁寧に行うことがポイントです。

手を洗って準備が整ったら、まずはクレンジングを行いましょう。メイクをしっかり落とそうと、顔をゴシゴシとこするのはNGです。アイメイクやしっかりメイクにした部位は、ポイントメイクリムーバーを使うと刺激を抑えられます。

クレンジング後の洗顔では、手のひらや泡立てネットを用いて、弾力のある泡をたっぷりと作ります。肌に負担をかけないように、クルクルと泡を滑らせながらなじませましょう。

顔全体を洗い終えたら、30~32℃を目安にしたぬるめのお湯で洗い流します。洗い残しがないように、顔の際や小鼻までしっかりすすぎましょう。洗顔後はタオルでやさしく肌を押さえるように水分を吸収させてください。

フェイシャリストホワイト トリートメントマセ(薬用クレンジングクリーム)【医薬部外品】

肌の健やかな状態を保ち、肌荒れを防ぐ薬用クレンジングクリームです。まろやかで濃厚なクリームをマッサージするようになじませると、汚れや皮脂をやさしくキャッチし、しっとりした洗い上がりを感じられます。

フェイシャリストホワイト トリートメントマセについてはこちら

フェイシャリストホワイト クリアウォッシュ(薬用洗顔料)

さっぱりとクリアな素肌を感じられる薬用洗顔料です。泡で出てくるフォーマータイプなので、忙しいときでもすぐにもっちりと弾力のある泡で洗うことができます。

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化粧水で水分をたっぷり補う

洗顔が終わったら、次は化粧水で保湿をします。洗顔後は肌の水分量が蒸散しやすい状態なので、できるだけ早めに化粧水をなじませるようにしましょう。

手のひらから肌に水分を浸透(※)させていくようなイメージで、顔をやさしく包み込みます。とくに目元や・口元は乾燥しやすいため、しっかり水分を浸透させたいところです。気になる部位は、手のひらが肌に密着するようにハンドプレスを行いましょう。

※浸透:角層まで

フェイシャリストホワイト クリアローション(薬用美白化粧水)【医薬部外品】

キメの整ったみずみずしい肌へと導く薬用美白(※)化粧水です。紫外線を浴びた肌をやさしくケアし、日やけによるシミを予防(※)します。角層にすっと行き渡るので、ベタつかないさらりとした使い心地です。

※美白:日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ
※シミ予防:日やけによるシミ・ソバカスを防ぐことによる

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美白有効成分が含まれた美容液を使う

透明感のある肌には、美白有効成分が含まれた美容液を使うのもおすすめです。

美白有効成分とは、医薬部外品に配合されている美白効果のある成分を指します。美白有効成分が含まれている製品を使用することでメラニンの生成を抑え、日やけによるシミやソバカスを予防する効果が期待できます。

また、美容液は保湿力も重視しましょう。水分が肌全体に行き渡り、また肌内部に十分な水分量をキープすることで透明感アップにつながりやすくなります。

フェイシャリストホワイト フレッシュセラム(薬用美白美容液)

美白有効成分として、VCエチル(※)が配合された薬用美容液。とろみのある使用感で、キメとうるおいに満ちた肌を目指します。

※VCエチル:3-O-エチルアスコルビン酸

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乳液・クリームでしっかり保湿をする

化粧水で水分を補っても、そのままにしておくと水分は逃げてしまいます。保湿の仕上げに油分を含む乳液・クリームでしっかりフタをしてください。化粧水と同じように、手のひら全体で顔を包むようにやさしく伸ばしていきましょう。

フェイシャリストホワイト モイスチャークリーム(薬用美白クリーム)【医薬部外品】

持続性ビタミンC誘導体(※)やグリチルリチン酸ジカリウム(有効成分)のほか、うるおい成分が配合された薬用美白クリーム。コクがあるのに軽い付け心地のテクスチャーが肌をピタッと密閉し、紫外線で受けた乾燥などの肌ダメージにじっくりとアプローチします。

※持続性ビタミンC誘導体:L-アスコルビン酸 2-グルコシド

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スペシャルケアをする

いつものスキンケアを丁寧に行うのも大切ですが、スペシャルなケアを追加することで肌のうるおいがワンランク上がります。自分を労わる特別なアイテムを追加してみてください。

例えば、シート状のマスクや洗い流すパックを使って、よりふっくらとしたキメの整った肌を目指しても良いでしょう。また、お金を掛けずにひと手間掛けるなら、洗顔前に蒸しタオルで顔を温め、毛穴の汚れを浮かせやすくする方法もあります。

フェイシャリスト フレッシュセラムマスクC(パック(フェイスマスク))

たっぷりの美容液が含まれたフェイスマスク。空気が入らないように顔全体にのせれば、濃密な美容液が行き渡りみずみずしいうるおいを感じられます。紫外線による乾燥をケアしたい日や、特別な予定の前の集中ケアとしておすすめです。

フェイシャリスト フレッシュセラムマスクCについてはこちら

透明感のある肌を目指すためにしておきたい習慣

何気ない小さな生活習慣でも、私たちの肌に大きな影響を与えています。ここからご紹介する4つのポイントを意識し、体の内側と外側、両方から美肌にアプローチしましょう。

朝もクレンジング・洗顔をする

「メイクもしていないのにクレンジングや洗顔料が必要?」と思う方もいるかもしれませんが、実は朝も夜の間に分泌された余分な皮脂や古い角質が付着しています。くすみ(※)の原因になり得る汚れには、朝クレンジングや洗顔がおすすめです。

洗顔のあとは夜と同じようにしっかりと保湿を行います。ただし、あまりにこっくりした製品にすると日やけ止めやメイクがしにくくなるため、朝は軽い付け心地のものを使用するのがコツです。

※くすみ:汚れや古い角質による

日やけ対策をする

紫外線を浴びた肌は、メラニンが生成されシミやくすみが起きやすくなるだけでなく、乾燥などさまざまな肌悩みを引き起こす肌の大敵です。光ダメージが蓄積した肌は、透明感からは遠ざかってしまうでしょう。日頃からしっかりと紫外線対策を行うことが大切です。

日やけ止めは季節や天気にかかわらず使用し、こまめに塗り直してください。外出時は長袖の服や帽子、UVカットの衣類などで紫外線を浴びないようにするのも良いでしょう。

食事で内側からケアをする

食事から摂れる栄養素は、髪や肌にも影響を与えています。

栄養バランス良く摂取することが大切ですが、なかでも積極的に摂りたい栄養素は、『タンパク質』『ビタミンA』『ビタミンC』です。それぞれ詳しく見てみましょう。

タンパク質

タンパク質は皮膚の材料であり、肌の水分量を保つコラーゲン生成にも欠かせない栄養素です。肌のバリア機能を保ち、乾燥を防ぐ役割も担っています。

<タンパク質を多く含む食べ物>
バナナ、卵、牛乳、肉類など

ビタミンA

ビタミンAは、抗酸化作用に優れ、肌のうるおいをサポートする役割を持った栄養素です。シミやくすみなどに効果が期待できるといわれています。

<ビタミンAを多く含む食べ物>
にんじん、レバー、チーズ、バター、卵、うなぎなど

ビタミンC

ビタミンCも抗酸化作用が期待できる栄養素で、コラーゲン生成を促進します。また、活性酸素を除去し、エイジサイン(※)の現れを予防します。

<ビタミンCを多く含む食べ物>
ブロッコリー、キウイ、イチゴ、キャベツ、赤・黄ピーマン、サツマイモなど

※エイジサイン:年齢を重ねた肌の乾燥やキメの乱れ

十分な睡眠をとる

美肌をキープするには、睡眠中に分泌される成長ホルモンと、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が欠かせません。

入眠から約3時間後に分泌される成長ホルモンには、日中に浴びた紫外線などのダメージを修復するはたらきがあります。さらに、睡眠ホルモンのメラトニンが成長ホルモンの分泌を促し、活性酸素の除去や肌の老化を遅らせるのです。

睡眠不足になると成長ホルモンやメラトニンは分泌量が減り、肌が修復されにくくなってしまいます。日中に軽い運動をしたり、寝る前にスマートフォンやPCを控えたりなど、睡眠時間を確保するだけでなく、質の高い睡眠が得られるよう、日頃の生活で心がけてみてください。

まとめ

くもりのない透明感を感じられる肌になるには、スキンケアと生活習慣を見直し、肌バリアの低下を予防することが大切です。スキンケアには美白(※)有効成分が含まれた製品を選び、みずみずしくキメの整った肌を目指しましょう。

※美白:日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ