50歳を過ぎたら急に老けた?老けて見える原因と対処方法を解説

肌は、年齢とともに日々変化しています。「最近シミが増えた」「シワが目立つようになった」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。実際の年齢よりも老けて見られるのは悩みのタネですよね。 年齢はどんな方も同じ時間で重ねていきますが、若々しい印象は毎日のケアや意識でキープしやすくなります。今回は、50代以降に現れやすい肌悩みの原因や対策についてご紹介します。


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50歳で急に老けて見える原因は?

なぜ、50歳を過ぎると急に老けて見えるようになるのでしょうか。老けた印象になる4つの原因を解説します。

肌がもたついてきた

老けて見える1つ目の原因は、肌のもたつきです。

年齢を重ねると、筋肉が少なくなり、反対に脂肪は増えることで目尻や口元、フェイスラインのあたりにもたつきが現れやすくなります。顔の重心が下がって見えることが、老けてしまう要因です。

フェイスラインのもたつきは正面から気づきにくいこともあり、ふと鏡で顔の角度を変えてびっくりする方もいるでしょう。

皮膚には本来コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが存在し、もちっとした肌の弾力をキープしています。しかし、加齢や生活習慣によって減少してしまい、もたつきが目立ちやすくなってしまうのです。

シミが増えてきた

老けて見える2つ目の原因は、シミの増加です。

シミの多くは紫外線の影響を受けて現れます。紫外線を浴びると生成されるメラニンは肌のターンオーバーによって肌の表面へと押し出されていきますが、加齢によってターンオーバー周期は乱れがちになるのです。

新陳代謝が停滞し、メラニンが皮膚に蓄積すると、シミは現れやすくなります。シミは目につきやすい場所にも現れやすいため、増えてくると老けた印象になりやすいでしょう。

シワが目立つようになった

老けて見える3つ目の原因は、シワです。

シワが目立つようになると、老けた印象を与えやすくなります。目元や口元にシワが増えた、もしくはくっきりと見えるようになった方も多いのではないでしょうか。また、年齢が上がってくると、シワが目立つだけでなく、額やあご、眉間など、これまでなかった場所にも現れるようになります。

若いころはやわらかだった肌は少しずつ固くなり、乾燥による小ジワも目立つようになるでしょう。

肌がくすんでいる

老けて見える4つ目の原因は、肌のくすみです。

透明感が少なくなり、肌にくすみを感じるようになると、見た目年齢をぐっと高めてしまいます。年齢を重ねた肌は乾燥しやすくなり、光を反射しづらくなるため、パッと明るい印象からは遠ざかってしまうでしょう。

なかには、夕方になると老けて見えることが気になっている方もいるのではないでしょうか。夕方に老けて見えるのも主に乾燥からくるくすみが要因です。明るさがワントーン落ち、うるおいが足りなくなった肌は、疲れが溜まった印象を与えてしまいます。

老けて見える原因への対策

もたつきやシミ、シワ、くすみなど、老けて見える肌悩みは、年齢を重ねるごとに増えていきます。気になる原因はひとつではなく、いくつか同時に現れている方も多いのではないでしょうか。

老けて見える肌悩みに対策していくには、それぞれの原因に合わせた適切なケアや心がけが必要です。50代以降の方におすすめのエイジングケア(※)についてご紹介します。

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

肌のもたつきは紫外線対策を徹底的にする

肌のもたつきを対策するなら、まずは紫外線ダメージを徹底的に予防しましょう。

紫外線にはUV-A波、UV-B波、UV-C波の種類がありますが、そのうち地上まで到達し、肌に影響を及ぼすと言われているのはUV-A波とUV-B波です。なかでもUV-A波は、肌のハリや弾力に関係するコラーゲンやエラスチンの働きを妨げてしまうため、しっかりとした対策が必要です。

紫外線を予防するには、日傘や帽子など日光に肌がさらされないようなアイテムや、日やけ止めの使用が効果的だと考えられています。日やけ止めはまんべんなく塗り、日中も小まめに塗り直すようにしましょう。

また、年齢を重ねるごとに少しずつ減っていくコラーゲンは、うるおい成分が多く含まれたスキンケア製品やコラーゲンに着目したケアで補っていくのがおすすめです。肌のうるおいと弾力をキープし、もたつきを予防しましょう。

シミは体の内側からのケアを意識する

シミ対策で大切なのは、もたつきの対策と同じく、紫外線対策を徹底することです。

シミの原因の多くは、紫外線でメラニンが過剰に生成されるためであると考えられています。また、加齢によって肌のターンオーバーの周期が乱れると、メラニンはより体外に排出されにくくなってしまいます。シミを対策するには、紫外線対策をしてメラニンの蓄積を防ぐことが大切です。

スキンケアでは、美白(※)成分や美容成分配合のアイテムの使用をおすすめします。たとえば、ビタミンC誘導体やアルブチン、トラネキサム酸など、メラニンの生成を抑え、シミを防ぐ効果が期待できる成分を試してみてください。

また、シミによいとされるビタミンが豊富に含まれた食材を積極的に摂るのもよいでしょう。シミ対策には、次にご紹介する栄養素と食材がおすすめです。

・ビタミンA(肌のターンオーバー周期を整え、メラニンの排出を促進)
レバーやほうれん草、人参、ニラなど
・ビタミンE(肌のターンオーバー周期を整え、抗酸化作用を持つ)
うなぎ、鮭、アーモンド、アボカドなど
・ビタミンC(メラニンの色素沈着を防ぐ)
パプリカ、レモン、キウイ、イチゴなど

※美白:日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ

シワにはシワ改善の製品を使う

シワ対策をするなら、シワ改善効果を持つ製品を使いましょう。

化粧水や美容液、乳液などのスキンケアではシワ改善効果を持つアイテムを選ぶようにしてください。水分を補って蒸散を防ぎ、うるおいのある肌へと導きましょう。乾燥が気になる方は、保湿力の高いクリームなどをプラスするのがおすすめです。

シワの予防や、すでにあるシワを目立たせないためには、紫外線対策も欠かせません。紫外線は時間や季節問わず降り注いでいるので、日やけ止めは一年を通して塗るようにしましょう。

また、表情やしぐさのクセは、年齢を重ねるごとにシワとなって現れやすくなります。フェイスマッサージなどで顔のシワをほぐし、表情筋へアプローチしてみるのもおすすめです。

50代のくすみ(※)は血行促進を意識する

くすみ対策には、血行促進を意識した生活を取り入れましょう。

たとえば、スキンケアの際に行うクリームなどを用いたフェイスマッサージは、顔にほどよい圧や刺激が加わり、血行を促す効果が期待できます。血行がよくなれば、肌のターンオーバーの周期も整いやすくなるでしょう。皮膚を摩擦しないよう注意しながら、セルフマッサージを行ってみてください。

肌のターンオーバーは夜寝ている間に活発に行われるため、睡眠時間や日中の過ごし方も重要です。早寝早起きや食生活などを整え、規則正しい生活を心がけましょう。また、くすみは乾燥によって起こりやすくなるため、紫外線対策や乾燥しないための保湿も意識してくださいね。

※くすみ:乾燥やキメの乱れ

老けて見えないメイクのポイント

老けて見える肌悩みをカバーできれば、顔の印象が変わり、若々しいイメージを与えることができます。

見た目年齢を若くするために、ぜひ活用したいのがメイクです。ここからは、老けて見えないメイクのポイントをお伝えします。

チークの位置を高めにする

フェイスラインにもたつきがあると、一気に老けてみえるといわれています。

見た目年齢を若くするには、チークを頬の少し高めにのせ、顔の中央が明るく見える視覚効果を利用しましょう。シワやくすみなどが目立ちにくくなり、リフトアップしたように見せることができます。

チークは濃くなりすぎないように注意しながら、顔の外側にふんわりと伸ばしてください。肌なじみがよい色を選ぶと、健康的な印象になるのでおすすめです。

目元のメイクは薄めにつける

目じりのシワも、老けて見える要因のひとつと言われています。しかし、シワはメイクを厚塗りするとくぼみに入り込み、余計に目立ってしまうため厄介です。目元のメイクは、薄めにつけることを意識しましょう。

ファンデーションは、シワが目立たないようにやさしくなじませていきます。メイク用のブラシを使うと、薄づきで肌にフィットしやすくなるのでおすすめです。

アイシャドウも塗る範囲が広いとシワに入り込み、目立ちやすくなります。目の周り全体に塗布するのではなく、黒目の上や下まぶたの目頭部分などに絞り、目元を立体的に見せるのがコツです。

若々しい肌印象を保つポイントについては、以下の記事でもご紹介しています。
若く見える人の共通点は「顔の印象」にあった!若々しい肌を保つポイント

【50代におすすめ】シーボンのエイジングケア商品

いくつかの肌悩みが同時に現れる50代のエイジングケア(※)には、シーボンのACシリーズを試してみてはいかがでしょうか。

ACシリーズは、紫外線研究を重ねてきたシーボンが長年の知識と技術を応用し、光ダメージ(※)に対して多角的にアプローチする製品です。シワ改善、美白(※)が期待できる成分を豊富に配合し、シミ・シワの2大エイジサインへのアプローチが期待できます。

また、成分を角層にすみやかに沁み込ませる『ダーマアクティベイト技術』を化粧水と美容液に採用し、効率的なスキンケアが適います。うるおいを保ち、ハリや弾力を感じられる肌へと導きます。蓄積される光ダメージへのケアを目指す方におすすめのシリーズです。

シーボンACシリーズの詳細はこちら

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること
※光ダメージ:紫外線による、乾燥・シミ・シワなどの肌ダメージ
※美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ

まとめ

老けて見える原因となるもたつきやシミ、シワ、くすみなどの肌悩みは、加齢によって少しずつ増えていきます。紫外線対策や保湿など外側からの対策と、生活習慣など内側からの対策両方を行い、うるおいとハリを感じられる肌へと近づけていきましょう。

日々のメイクでは、気になる部分をカバーしつつ、若々しく見えるメイクテクニックを上手に取り入れてみてくださいね。