乾燥肌は朝洗顔しないほうが良い?洗顔料のおすすめ成分や洗顔方法

乾燥肌だと洗顔後に肌がつっぱることも多く、朝の洗顔をしていないという方もいるのではないでしょうか。一方で、乾燥肌でも朝の洗顔は必要という意見を耳にすると、どうすべきか迷ってしまうでしょう。 本記事では、乾燥肌でも朝の洗顔は必要なのか、また洗顔料の選び方やスキンケアのポイントについてご紹介します。


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乾燥肌は朝に洗顔しないほうが良い?

結論からいうと、乾燥肌でも朝の洗顔はしたほうが良いです。

夜にメイクや汚れを落としているため「洗顔は必要ないのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、寝ている間も皮脂や汗などの分泌によって肌は汚れています。加えて、寝起きの肌にはほこりやハウスダストなどの汚れも付着しているため、思っているよりも肌は汚れているのです。

こうした汚れを落とさずに1日を過ごすと、毛穴の詰まりなど肌トラブルの原因につながります。

加えて、朝の洗顔やスキンケアには、日中浴びる紫外線の刺激から肌を守る役割もあります。
肌のトラブルを防ぎ紫外線などから肌を守るには、朝の洗顔と保湿ケアが欠かせません。

乾燥肌の方が朝の洗顔料で選びたい成分

乾燥肌でも朝の洗顔は必要ですが、洗浄力の高い洗顔料を使うと肌のつっぱりが気になることがあります。乾燥肌の方は、保湿成分などが配合された肌にやさしい洗顔料を選ぶのがおすすめです。

洗顔料を選ぶ際は、以下の成分が配合されたものを選ぶと良いでしょう。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸には水分を抱え込む性質があり、さまざまなスキンケア用品に配合されています。

ヒアルロン酸自体はもともと肌の細胞間にある成分でもあり、肌の水分を保持するのに必要です。とはいえ、肌に存在するヒアルロン酸は加齢とともに減少するといわれています。

肌が乾燥しやすい人は、細胞間のヒアルロン酸の量が少ないのが原因かもしれません。

ヒアルロン酸が配合された洗顔料を使うと、うるおいを補いつつ肌の汚れを落とせるため、乾燥肌の方にぴったりです。

コラーゲン

コラーゲンは、人間の皮膚の奥にある真皮の約70%を構成する成分で、肌にハリや弾力を与えるのに必要です。

そのため、コラーゲンが配合された洗顔料を使用すると、肌の水分を保ちつつハリや弾力を与える作用が期待できます。

ヒアルロン酸と同様、コラーゲンも加齢や紫外線などの影響で減少するものです。コラーゲンが不足すると、シワやもたつきなどのトラブルにつながります。

セラミド

セラミドも肌の角層に存在しているもので、保湿などの効果が期待されている成分です。肌バリアにも関わっており、肌の乾燥を防いで外部の刺激から肌を守るのにセラミドは大切な役割を担っています。

角層部分のセラミドが不足すると、肌バリアの機能が低下し、肌の乾燥といったトラブルが起きやすくなるため、肌のコンディションを整えるのに必要な成分です。

セラミドが配合された洗顔料を使うと、肌のうるおいが守られ、しっとりとした洗い上がりにしてくれます。

【乾燥肌向け】朝の洗顔・スキンケアのやり方

朝と夜ではスキンケアの方法が異なります。朝にふさわしい洗顔、スキンケアの方法をマスターして、肌のコンディションを整えましょう。

ここでは、乾燥肌の方向けに朝の洗顔・スキンケアの方法をご紹介します。

しっかり泡立てて洗顔する

まずはぬるま湯で皮脂や汗、ほこりやハウスダストなどの汚れをやさしく洗い流します。その後、洗顔料をしっかりと泡立てるのがポイントです。

朝から忙しいと面倒に感じるかもしれませんが、きちんと泡立てましょう。うまく泡が立たない場合は泡立てネットや洗顔フォーマーを使うと、簡単にきめ細かな泡が作れます。

洗顔料をしっかりと泡立てたら、指を使ってクルクルと小さな円を描くように洗顔しましょう。特にTゾーンなど皮脂の分泌が盛んな部位は丁寧に洗います。

全体を洗ったら、ぬるま湯でやさしく洗い流しましょう。すすぎ残しがないように、しっかりと洗い流すことが大切です。

化粧水で肌にうるおいを与える

洗顔後は肌が乾燥しやすい状態にあるので、すぐに化粧水を肌になじませ、うるおいを与えましょう。このときも肌に刺激とならないよう、肌にやさしくなじませます。

化粧水もさっぱりとした仕上がりのものから、しっとりとした使い心地のものまでさまざまです。

選ぶ化粧水によって肌のコンディションも変わるので、配合されている美容成分などを確認し、自分に合ったスキンケアアイテムを選びましょう。

乾燥肌の方であれば、保湿力の高いものを選ぶと肌の乾燥を防ぐのに役立ちます。

乳液やクリームで保湿する

化粧水で肌に水分を補給したら、水分を蒸発させないように油分が含まれた乳液やクリームで保湿しましょう。

「ベタつくのがイヤ」といった理由で、スキンケアは化粧水のみで済ませる方もいるようですが、油分を補わなければ化粧水で与えた水分は蒸発してしまいます。その結果、肌が乾燥してしまうので、必ず乳液やクリームも使用しましょう。

美容液を使用する場合は、一般的に化粧水の後、乳液やクリームを使用する前に使います。ただし、美容液によっては使うタイミングが異なることもあるため、使用方法を確認しましょう。

乾燥肌の正しい保湿ケアのやり方については、こちらの記事もご覧ください。
保湿ケアで乾燥肌対策!正しい保湿方法とおすすめアイテム

日やけ止めでUV対策を行う

外出する場合は、日やけ止めでしっかりと紫外線対策を行うことも大切です。

「日やけなんて気にしない」という方もいますが、紫外線の影響は日やけだけではありません。紫外線は肌に刺激を与え、肌バリアを低下させるため、乾燥肌の原因にもなります。

肌の乾燥を防ぐには、日やけ止めを使って紫外線の影響から肌を保護しましょう。

乾燥肌に悩む人が朝洗顔で心がけるポイント

朝の洗顔やスキンケアのやり方によっては、乾燥肌が進行してしまうこともあります。乾燥肌の方が健やかな肌を目指すには、どのような点に注意すべきなのか見ていきましょう。

温度やすすぎ方に気を付ける

洗顔時のお湯の温度は低めに設定しましょう。温度が高すぎると肌に必要な油分まで洗い流してしまい、肌の乾燥につながります。

30~32℃のぬるま湯で、すすぐのがおすすめです。

加えて、すすぎ残しがないようにすることも大切です。洗顔料が肌に残っていると、それが肌トラブルにつながることがあります。

特に髪の生え際や顔の輪郭、小鼻の横などはすすぎ残しが起きやすいので、意識して洗い流しましょう。

洗顔後は早めに肌を保湿する

余分な皮脂などが洗い流された後は、水分が肌内部から蒸発しやすい状態にあります。そのままにしていると、肌内部の水分が蒸発して肌が乾燥してしまうでしょう。

洗顔後は、できるだけ早く保湿ケアを行うのがおすすめです。肌にまだ水気が残っているタイミングで、化粧水で水分を補い、その後乳液やクリームを使って肌の乾燥を防ぎましょう。

乾燥肌の洗顔でお悩みならシーボンがおすすめ

自分では乾燥肌だと思っていても、実はインナードライ肌の可能性もあります。

インナードライ肌とは、肌の水分と油分のバランスが乱れた状態にある肌のことです。

乾燥肌とはスキンケアのやり方が変わってくるので、まずは自分の肌状態を知ることが大切といえます。

とはいえ、自分の肌について正しく判断するのは難しく、乾燥肌なのかどうかわからないと感じている方もいるのではないでしょうか。

そのような方におすすめなのが、シーボンのトライアルプランです。シーボンのトライアルプランでは、美容のプロによる肌チェックやカウンセリングを行って、肌タイプに合った化粧品、スキンケア方法をアドバイスします。

自分の肌の状態を知る機会にもなるので、肌質に合った洗顔についてお悩みなら、ぜひお気軽にご相談ください。

シーボンのトライアルプランはこちらから

*シーボンの体験が初めての20歳以上の女性、お一人様1回限りとなります。
*カウンセリングや肌チェック、お手入れ、アドバイス等を含め、120~150分のお時間をいただきます。
*トライアルプランの代金はご来店時に現金・各種二次元コード・各種電子マネーのいずれかでお支払いいただきます。
*当日、肌にアレルギーやニキビ、吹き出物、炎症などの症状がある場合には、お手入れをお受けいただけない場合があります。
*お子様連れでのご来店はご遠慮いただいております。
*シーボントライアルプランは、化粧品のおすすめにあたり、肌に合った化粧品のご購入後のアフターサービスをお試しいただくことを目的としています。
*他のキャンペーンとの併用および変更はできません。予めご了承くださいますようお願いいたします。
*本プランは、予告なく変更する場合があります。

まとめ

就寝中でも気付かないうちに肌は皮脂や汗、ほこりやハウスダストなどによって汚れているため、乾燥肌の人でも朝の洗顔は必要です。保湿成分が配合された洗顔料を選ぶと、肌にうるおいを与えつつ汚れをきちんと落とすことができます。

朝の洗顔を省いてしまうと肌トラブルにつながるので、乾燥肌でも洗顔料を使ってきちんと洗顔することを習慣にしましょう。