目次
ベースメイクの基本的な順番
ベースメイクの基本の流れは、スキンケア→日やけ止め→化粧下地(+コントロールカラー)です。ファンデーションの種類によって細かい工程は異なりますが、この順番を守るかどうかがメイクの仕上がりを大きく左右します。
それぞれの工程について、詳しくみていきましょう。
1.スキンケアで肌を保湿する
ファンデーションを肌に密着させるには、まずスキンケアでしっかり保湿することが大切です。
基本のスキンケアは次の2ステップです。
2.乳液またはクリームで肌に油分を補い、うるおいを閉じ込める
スキンケア後は少し時間をおいて肌になじませるのがポイントです。すぐに次のステップへ進むと、メイク崩れの原因になるので注意しましょう。
メイク前のスキンケアについて詳しく知りたい方はこちら
「メイク前のスキンケアが重要!メイク崩れを防ぐスキンケア方法を紹介」
2.日やけ止めを塗る
UVカット効果のあるファンデーションもありますが、UV下地や日焼け止めを併用することをおすすめします。
UVカット効果のある化粧下地を併用するか、日やけ止めもきちんと塗って、紫外線から肌を守りましょう。特に屋外で長時間過ごす場合は、日やけ止めをしっかり塗るようおすすめします。
日やけ止めを塗る際のポイントは下記の通りです。
・1円玉程度の量を手に取る
・額・両頬・鼻・あごに点置きする
・内側から外側へとムラなく伸ばす
日やけ止めの適切な塗り方について、詳しく知りたい方はこちら
「日やけ止めと下地、どっちから使うべき?日やけ止めの適切な塗り方も紹介」
3.化粧下地を塗る
化粧下地には、肌の凹凸をなめらかに整え、ファンデーションのノリをよくする役割があります。
種類によって下記のような効果があるため、自分の肌悩みに合わせて選びましょう。
<化粧下地の種類>
・テカリ防止タイプ:皮脂をコントロールし、メイク崩れを防ぐ
・トーンアップタイプ:肌色を明るく見せる*メイクアップ効果による
・保湿タイプ:乾燥を防ぎ、しっとりとした仕上がりに整える
【プラスα】コントロールカラーを塗る
「赤みが気になる」「クマが目立つ」など、特定の肌悩みがある場合は、コントロールカラーを使うとよりきれいな肌に仕上がります。
<コントロールカラーの種類>
・パープル:透明感(※)+ 血色感
・ブルー:透明感をプラス
・オレンジ:シミやクマをカバー
・グリーン:肌の赤みを抑える
・ピンク:血色感アップ
・イエロー:くすみをカバー(※)
厚塗りするとヨレの原因となるため、少量を薄く伸ばすのがコツです。
※透明感・くすみ:メイクアップ効果による
パウダーファンデーションをつける場合のベースメイク
化粧下地(必要に応じてコントロールカラー)を塗り終えたら、下記の順番でベースメイクを仕上げましょう。
コンシーラーをつける
パウダーファンデーションを使う場合、コンシーラーはファンデーションの前に塗ります。あとから重ねるとヨレやすく、きれいに仕上がらないため、先に密着させることが大切です。
<コンシーラーを塗る際のポイント>
・肌色に近い、もしくは少し暗めの色を選ぶ
・気になる部分より一回り大きめに塗る
・境目を指先でトントンとぼかしてなじませる
・厚塗りすると、逆に目立つので量に気を付ける
パウダーファンデーションをつける
つけ心地の軽いパウダーファンデーションは、肌に均一にふんわりとのせるのがポイントです。
<パウダーファンデーションの塗り方>
・パフの1/3程度にファンデーションを取る
・頬→あご→額の順番に、顔の内側から外側にパフをやさしくすべらせる
・パフに残ったファンデーションで、目元や口元に薄く塗る
・目尻や小鼻はパフを二つ折りにしてなじませる
全体を仕上げたら、塗りムラがないか鏡でチェックしましょう。特に生え際やあごはファンデーションがたまりやすいため、しっかりなじませるときれいな仕上がりになります。
リキッド・クリーム系ファンデーションをつける場合のベースメイク
リキッド・クリーム系ファンデーションは肌にしっかり密着し、乾燥肌でも使いやすいのが特長です。
化粧下地(必要に応じてコントロールカラー)を塗ったら、下記の順番でベースメイクを仕上げましょう。
リキッド・クリーム系のファンデーションをつける
リキッドファンデーションやクリームファンデーションは、メーカー推奨の量を手に取り、額・頬・あごに点置きします。その後、指やパフ、ブラシのいずれかで内側から外側へ伸ばし、均一になじませましょう。
クッションファンデーションの場合は、パフをネットに軽く押し付け、取れた量を頬や額から塗り広げるのが基本です。
どのタイプのファンデーションでも、まず顔全体を仕上げ、余った量で目元や口元、小鼻周りを軽くカバーすると、ヨレにくい仕上がりになります。
コンシーラーをつける
リキッド・クリーム系のファンデーションを塗ったあとに、コンシーラーで気になる部分をカバーします。
<コンシーラーを塗る際のポイント>
・気になる部分に少量をのせる
・指などでトントンと軽く叩くようにしてなじませる
・厚塗りにならないよう、少量ずつ調整する
ベースメイクは、「液状→パウダー状」の順に塗ると崩れにくくなるため、コンシーラーはファンデーションのあとに使うのが基本です。
ただし、フェイスパウダーを使用しない場合は、ファンデーションの前にコンシーラーを塗る方法もあります。その場合は、コンシーラーを一度置いてから、境目をぼかすようになじませると自然な仕上がりになります。
フェイスパウダーをつける
ファンデーションとコンシーラーをしっかりなじませ、崩れにくくするために、フェイスパウダーで仕上げます。
<フェイスパウダーのつけ方>
・大きめのフェイスブラシやパフでパウダーを取る
・余分なパウダーを手の甲で軽く落としてから、顔全体にふんわりとのせる
・Tゾーンや小鼻周りなど、崩れやすい部分には少し多めにのせる
フェイスパウダーの使い方について詳しく知りたい方はこちら
「フェイスパウダーの適切な使い方とは?基本を押さえてベースメイクをより美しく」
自分に合うベースメイクを選ぶ方法
ベースメイクに使うファンデーションにはさまざまな種類があるため、「どれを選べばよいの?」と迷ってしまいますね。ここでは、自分に合うファンデーションを選ぶポイントを紹介します。
肌質や肌悩みで選ぶ
ファンデーションには、保湿力の高いもの、皮脂崩れを防ぐものなど、さまざまなタイプがあります。肌質や肌悩みに合わせて選ぶのが、ベースメイクを美しく仕上げるコツです。
・乾燥肌:リキッド・クリーム系(保湿成分が多く、しっかり密着する)
・脂性肌:パウダーファンデーション(油分が少なく、サラッと仕上がる)
ただし、ファンデーションによっては保湿成分入りのパウダーや、皮脂崩れに強いリキッドなどもあります。ファンデーションを選ぶ際は、パッケージを確認したり、店頭で試したりして、自分の肌に合うものを探しましょう。
自分の肌質について詳しく知りたい方はこちら
「【肌タイプがわからない人必見】肌タイプの見分け方とスキンケアの注意点」
自分の肌色に合うものを選ぶ
ファンデーションの色が合わないと、白浮きしたり、顔色が暗く見えたりする原因になります。自分の肌色に合うものを選ぶことで、気になるくすみやシミをカバーしやすくなったり、明るい印象の肌をもたらしたりすることができます。
<色選びのポイント>
・顔と首の中間の色に合わせる(顔だけで選ぶと首との差が目立つ)
・手の甲ではなく、フェイスラインで試す(手の甲は顔と色が違うためNG)
・迷ったら2~3色試し、自然になじむものを選ぶ
使用感で選ぶ
ファンデーションは仕上がりや使い心地が異なるため、自分の好みに合わせて選びましょう。
<選び方のポイント>
・サラッと軽い仕上がり:パウダーファンデーション、マットタイプのリキッドファンデーション
・しっとりとしたツヤ肌:ツヤタイプのリキッド・クリームファンデーション
・ふんわりナチュラル:クッションファンデーション
季節やシーンに応じて使い分けるのもおすすめです。自分のライフスタイルに合ったファンデーションを選びましょう。
シーボンおすすめのベースメイク商品
シーボンのベースメイクアイテムは、スキンケア発想で肌を整えながら、美しい仕上がりを適えます。肌をいたわりつつ、理想的なツヤ肌へ導くアイテムを紹介しましょう。
シーボン エトワル クラリティUVエッセンス
みずみずしいツヤ肌に整える化粧下地です。独自複合成分トリプルスキンプロテクター(※)と国産米由来セラミド(※)を配合し、肌にうるおいを与えながら、なめらかな肌へと導きます。
SPF35/PA+++のUVカット効果があり、紫外線から肌を守れるのも魅力です。さらに、合成香料・合成着色料・エタノール・紫外線吸収剤不使用。肌へのやさしい使用感にもこだわっています。
※独自複合成分トリプルスキンプロテクター:リンゴ果実培養細胞エキス、加水分解酵母、オウゴン根エキス(保湿成分)
※国産米由来セラミド:グルコシルセラミド(保湿成分)
シーボン エトワル シームレスグロウBB
スキンケア発想のトリートメントファンデーションで、なめらかでツヤのある肌へと仕上げます。美容液成分を78%(※)配合し、メイクをしながらスキンケア効果も期待できるのが特長です。SPF45・PA +++で、紫外線吸収剤は不使用。肌にやさしく、紫外線からしっかりと守ります。
独自複合成分トリプルスキンプロテクターに加え、保湿成分の加水分解卵殻膜を配合し、しっとりとした使い心地を実現。まるでゆで卵のようななめらか肌に仕上げる、上質なBBファンデーションです。2色展開(ライトオークル・オークル)なので、自分の肌色に合わせて選べます。
※美容液成分78%配合:保湿成分として配合。精製水含む
シーボン エトワル シルキールーセントパウダー
肌に上品なツヤを与え、シルクのようになめらかな仕上がりをかなえるフェイスパウダーです。光を美しく拡散する微細なパウダーが、肌をふんわりと包み込み、洗練された印象へと導きます。
さらに、パールエキス(※)をはじめとする保湿成分を配合し、乾燥を防ぎながらしっとりとした仕上がりをキープ。粉っぽさを感じさせず、上品な光をまとったような自然なツヤ感を演出します。
※パールエキス:加水分解コンキオリンタンパク
まとめ
ベースメイクをする際、適切な順番を守ることで仕上がりの美しさが大きく変わります。まずはスキンケアで肌を整え、日やけ止めや化粧下地(必要ならコントロールカラー)を塗りましょう。
その後、ファンデーションを塗りますが、パウダータイプはコンシーラーを先に、リキッド・クリーム系はあとに使うのがポイントです。使用するアイテムに合った手順で、理想的なベースメイクを適えましょう。