ファンデーションが崩れやすいのは乾燥肌が原因!対処法を解説

「ファンデーションのノリが悪く、いつも化粧が崩れてしまいがち…」「外出先でメイクがヨレて困る…」という方、その原因のひとつに乾燥肌があります。肌が乾燥していると皮脂が多く分泌されるため、メイクが崩れやすくなるのです。 メイクのもちは、ベースメイクに使うアイテムや方法で大幅に改善できます。この記事では、乾燥肌の方に向けて時間がたってもファンデーションが崩れないメイク法や、外出先でも手早くきれいにメイクを直す方法をご紹介します。


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【乾燥肌でファンデーションが崩れるときの対処法1】ベースメイクの基本を守る

ファンデーションを崩れにくくするにはベースメイクが重要です。まずは、ベースメイクの基本手順を3つのステップでご紹介します。

1.メイク前に顔の油分をティッシュオフする
2.化粧下地は少量を薄く均等に伸ばす
3.ファンデーションはスポンジでなじませる

それぞれ詳しく解説します。

メイク前に顔の油分をティッシュオフする

顔に皮脂が多いとファンデーションが崩れやすいため、余分な油分はとっておきましょう。特に肌が乾燥していると水分の蒸発を防ぐよう油分が多く分泌されるため、乾燥肌の人はメイク前の下準備が大事です。

顔の皮脂を取るアイテムといえば、あぶらとり紙を思い浮かぶ方は多いでしょう。実はあぶらとり紙は頻繁に使いすぎると必要な皮脂まで奪い取ってしまい、乾燥を引き起こすことがあります。顔の皮脂を取るときは、ティッシュを使うのがおすすめです。

ティッシュで顔の皮脂を取るときは、優しく押し当てるようにします。ゴシゴシ擦ると肌に負担となってしまうため、注意してください。

皮脂を取ったあとは化粧水と乳液で肌を保湿しましょう。

化粧下地は少量を薄く均等に伸ばす

余分な皮脂を取り保湿したら、次にベースメイクに取りかかります。まずは化粧下地を少量手に取り、薄く均等に伸ばしてください。

肌が乾燥していると下地が肌に密着しにくいため、ついつい厚塗りになりがちなので注意しましょう。厚塗りすると皮脂によって下地が浮き、メイクが崩れる原因になります。

ファンデーションはスポンジでなじませる

化粧下地を薄く伸ばしたら、次にファンデーションをスポンジでなじませます。ファンデーションは、指ではなくスポンジでのせると肌になじみやすいです。

スポンジを使うことでムラなくきれいに塗れるほか、スポンジが余分なファンデーションを吸収するため厚塗りを防げます。

メイクスポンジはファンデーションや皮脂がついて汚れるので、こまめに洗うのが理想です。面倒な方は、使い捨てスポンジを使用するのも良いでしょう。

【乾燥肌でファンデーションが崩れるときの対処法2】メイク崩れを抑えるアイテムを使う

乾燥肌だと化粧ノリが悪くなるため、メイクが崩れやすいです。ここではメイク崩れを抑える方法として、以下の2つを紹介します。

・パフでフェイスパウダーを塗る
・化粧崩れ防止スプレーを使用する

簡単な方法なので、ぜひ参考にしてみてください。

パフでフェイスパウダーを塗る

フェイスパウダーをべースメイクの最後に塗ると、パウダーが余分な皮脂を吸着し、メイク崩れを防ぐ効果があります。パフやブラシを使うことでしっかり肌に密着し、カバー力がアップするので取り入れてみてください。

ここではフェイスパウダー初心者でも使いやすい「ルースパウダー」をパフで塗る方法をご紹介します。ルースパウダーは粉状になっているフェイスパウダーのことです。
1.パフに粉をのせる
2.余分な粉を落とすために両手でパフをもみこむ
3.手の甲にパフをのせて量を確認する
4.テカリが気になるTゾーンや小鼻のキワなどにポンポンと押し当てる

フェイスパウダーは顔全体にのせずに、化粧が崩れやすいポイントに使いましょう。Tゾーンや小鼻のキワなど、テカリやすいところを中心に塗ることで、メリハリのある肌に仕上がります。自然な美肌に見せるためには、余分な粉を落としてから使うのがポイントです。

化粧崩れ防止スプレーを使用する

メイク崩れを抑えるアイテムとして「化粧崩れ防止スプレー」も有効です。メイク後にシュッとスプレーするだけなので、外出先でも使いやすいのが魅力です。

化粧崩れ防止スプレーは、メイクがすべて完了した最後に、顔から20㎝ほど離してスプレーします。ミストタイプは噴射したあと、メイクがにじまないように、コットンまたはティッシュで軽くオフしてください。

「汗や皮脂で、夕方にはメイクが崩れてしまう」とお悩みの方は、ぜひメイクの最後に化粧崩れ防止スプレーを取り入れてみてください。

【乾燥肌でファンデーションが崩れるときの対処法3】保湿効果の高いアイテムを選ぶ

メイク崩れが気になる人は、保湿効果の高い下地やファンデーションを使ってみてください。

乾燥肌の人におすすめのファンデーションは、以下のタイプです。

・リキッドタイプ
・クッションタイプ
・クリームタイプ

これらのタイプは水分と油分がバランスよく配合されているため、乾燥肌にも密着しやすいです。最後にフェイスパウダーを塗れば、さらに崩れにくくなります。

【乾燥肌でファンデーションが崩れるときの対処法4】化粧崩れを直すアイテムを使う

外出時にファンデーションが崩れたときに、化粧崩れを簡単に直せるアイテムを携帯しておきましょう。

簡単に直したいときは「あぶらとり紙」、しっかり直したいときは「バーム」と「スキンパウダー」を使うと良いです。

それぞれ使い方を解説していきます。

簡単に直したいときはあぶらとり紙を使う

化粧崩れの上からファンデーションを塗り直すと、余計にヨレや崩れの原因になるのでやめましょう。化粧崩れをサッと直したいときは、あぶらとり紙を使うのが簡単でおすすめです。

あぶらとり紙は、テカリが気になるところに指で軽く押し当てるようにして使います。前述でもお伝えしたように、使いすぎると肌が乾燥して過剰な皮脂分泌を引き起こしてしまうので注意してください。余分な皮脂と汗をオフしたら、上からパウダーファンデーションを軽く塗りましょう。

あぶらとり紙ならコンパクトでカバンの中でも幅をとりません。外出時の化粧崩れに携帯しておきたいところです。

しっかり直したいときはバームとスキンパウダーを使う

乾燥によるメイクのヨレを直して、メイクしたてのきれいな肌に戻したい場合は「バーム」と「スキンパウダー」を使ってみてください。バームとは、ワセリンやミツロウなどから作られた保湿剤で、肌の保湿やヘアワックス、リップにもなる万能アイテムです。

まずはバームをメイク崩れが気になるところに塗り、メイクをオフします。綿棒やティッシュで拭き取ると、手を汚さずにメイクオフできます。

メイクを直したあとにスキンパウダーを塗れば、さらに化粧崩れしにくくなります。

まとめ

肌が乾燥していると化粧ノリが悪くなり、ファンデーションが崩れやすくなります。ファンデーションの崩れを防ぐには、まずはベースメイク時に余分な皮脂を落として保湿し、厚塗りにならないように化粧下地とファンデーションを適切になじませることが大事です。

メイク崩れが気になる場合は、フェイスパウダーや化粧崩れ防止スプレー、保湿効果の高いアイテムを活用するようにしましょう。

また、外出時の化粧崩れをサッと直すために、あぶらとり紙やバーム、スキンパウダーを携帯するのもおすすめです。今回ご紹介したアイテムを取り入れて、夕方も崩れにくいメイクを実践してみてください。