洗顔料の上手な泡立て方
しっかりと泡立てたいと思っているのに、なかなかきめ細かな泡が作れない。作った泡がすぐにつぶれてしまうといった場合、泡立て方を見直してみましょう。
泡立て方のコツをつかめば、30秒程度で洗顔料をしっかりと泡立てることができます。
<洗顔料の泡立て方>
1.清潔な手に洗顔料を適量とる。
2.手の平を少しくぼまして、そこに少量の水を加え、反対側の手の指先を使って洗顔料と混ぜ合わせる。
3.洗顔料と水が混ざったら、そこにさらに水を加えて洗顔料を泡立てていく。指先で空気を含ませるように泡立てる。
4.しっかりとした泡ができてきたら、そこにさらに水を加えて泡立てる。
5.手のひらを下にしても落ちないくらい、弾力のある泡を作る。
ポイントは、泡立て器を使って泡立てるときのように、空気をたっぷり含ませることです。また、水の量が不十分だと泡立ちにくいため、泡が少ないと感じたら水を少量ずつ足しましょう。
高密度な泡ほど洗顔時の肌への負担が少ないといわれています。手で弾力のあるきめ細かな泡をつくるのが難しい場合、泡立てネットや洗顔泡立て器を使うのもおすすめです。
適切な泡洗顔のやり方4ステップ
洗顔はただ単に汚れを落とすだけでなく、次に使用するスキンケアアイテムの肌なじみを良くするためにも大切なステップです。
洗顔の仕方次第で肌の調子にも変化が生じるので、この機会に洗顔方法を見直してみてはいかがでしょうか。
泡洗顔を行う際は、以下のステップを守りましょう。
1.手と顔をぬるま湯で軽く洗う
手に汚れや油分などが残っていると、洗顔料が泡立ちにくくなります。まずはハンドソープなどで手を予洗いして汚れを落としましょう。
手を洗ったら、顔も水やぬるま湯でさっと洗って汚れをある程度落としておくことも大切です。こうすることで、洗顔料の泡立ち効果をしっかりと発揮することができます。
2.洗顔料をしっかり泡立てる
濡れた手のひらに洗顔料を適量とります。少量の水やぬるま湯を少しずつ加えて、先述したやり方でしっかりと泡立てましょう。弾力のあるきめ細かな泡を作るのがポイントです。
少し面倒に感じるかもしれませんが、ここでしっかりと泡立てておくことは欠かせません。泡立ちが不十分だと汚れが落ちにくくなったり、肌をこすってしまったりする原因となります。手抜きせずに、もっちりとした弾力のある泡を作りましょう。
3.肌をこすらず泡でやさしくなでる
作った泡は、皮脂の分泌量が多いTゾーンからのせていきます。その後、小鼻から頬へと泡を転がすようにしてなじませていきましょう。
手に力を入れず、クルクルと小さな円を描くようにして洗顔料をなじませていくのがコツです。
手に力が入ると摩擦の原因となり、肌への負担となります。やさしくなでるようにしてなじませていきましょう。
乾燥しやすい目元や口元は最後に洗います。このときも肌に負担をかけないようやさしく洗うことが大切です。
ゴシゴシ洗いが習慣になっていると物足りなく感じるかもしれませんが、洗顔料をしっかりと泡立てていれば、こすらなくても汚れは落ちます。泡で汚れを浮かせるように洗っていきましょう。
4.ぬるま湯で洗い残しがないようすすぐ
顔全体を洗顔料で洗ったら、ぬるま湯でやさしくすすぎます。すすぎ残しがあると、それが肌トラブルの原因となるので、しっかりと洗い流すことが大切です。
特に小鼻のキワ、目元のくぼみ、フェイスライン、髪の生え際はすすぎ残しやすい部位です。すすぎ残しがないか確認しつつ、丁寧に洗い流しましょう。
すすぐ際は、手で摩擦しないよう、やさしく肌を洗い流します。シャワーを直接顔にあてると刺激になることもあるため、ぬるま湯を手ですくってからすすぎましょう。
肌への負担に!NGな洗顔方法
洗顔料をしっかりと泡立てていても、洗顔方法によっては肌に負担をかけることもあります。肌の負担となりかねないNGな洗顔方法は以下のとおりです。
熱いお湯で洗い流す
洗顔する際は、お湯の温度にも気を付けましょう。熱いお湯で洗うと、肌のうるおいに必要な皮脂まで奪ってしまい、肌の乾燥につながります。
すすぎのお湯は、30~32度くらいのぬるま湯を使用するのがおすすめです。
洗顔後に肌がつっぱる感じがあるなら、お湯の温度が高い可能性があります。手で触ってぬるいと感じるくらいまで下げると良いでしょう。
一日に何度も洗顔する
一日の洗顔の回数が多すぎると、肌に必要な皮脂が失われてしまいます。すると、肌を乾燥から守ろうとして、かえって皮脂が過剰に分泌されることにもつながりかねません。
特に夏の季節は皮脂の分泌量が増え、ベタつきやすくなることから、洗顔してスッキリさせたい方もいるでしょう。しかし、一日に何度も洗顔すると、肌の乾燥や肌バリアの低下などトラブルにつながります。
理想とされる洗顔回数は朝と夜の一日2回です。それ以上の洗顔は、肌にとって負担となるため、避けましょう。
タオルで水分をゴシゴシ拭き取る
洗顔後にタオルで水分を拭き取る際は、ゴシゴシと拭かないようにしましょう。摩擦によって肌を刺激してしまい、さまざまな肌トラブルを引き起こすおそれがあります。
とはいえ、「いつもゴシゴシ拭いているけど、特に変化は見られない」と感じている方もいるかもしれません。
現時点では肌の変化がないように感じても、将来的にシミなどのトラブルとなって見られるようになるおそれがあります。
肌はとてもデリケートなので、洗顔後はタオルでやさしく肌を押さえて、水分を吸収させるようにして拭くのがおすすめです。
まとめ
洗顔料の泡立て方をマスターし、適切な洗顔方法を守ると肌トラブルの予防につながり、肌のコンディションの向上も期待できます。
肌の調子が上がらない方は、本記事を参考に洗顔方法を見直してみましょう。
自分に合った洗顔料が見つからない、何を選んだら良いのかわからないという方は、シーボンの洗顔料を使用してみてください。
シーボンのおすすめ洗顔料は下記のとおりです。
泡立てが苦手な方におすすめの泡が出てくるタイプの洗顔料。有効成分として肌荒れ防止に良いグリチルリチン酸ジカリウム(有効成分)、そしてうるおい成分も配合しているやさしさにこだわった薬用洗顔料です。
洗い上がりはさっぱりとしており、くすみ(※)のない透明感のある肌に導きます。泡立てる手間が必要ないので、忙しい日の時短スキンケアにもぴったりです。
※くすみ:汚れや古い角質による
くすみ(※)、もたつきといった大人の肌の悩みに応える洗顔料です。泡立ちが良く、きめ細かな濃密泡が肌のすみずみ(※)まで行き渡ります。
クレイ成分(※)配合で汚れを素早く落とし、その後のスキンケアのうるおいを受け入れやすい肌に。エイジサイン(※)が見えてきた大人の肌におすすめです。
※くすみ:汚れや古い角質による
※肌のすみずみ:角層まで
※年齢を重ねた肌の乾燥やキメの乱れ
※クレイ成分:洗浄補助成分
ミネラルを含むモンモリロナイト含有クレイ(※)を配合した洗顔料で、皮脂汚れをすっきりと洗い上げるのが特徴です。きめ細かな泡立ちで、肌になじませると泡が汚れを包み込んで除去します。
8種のアミノ酸(※)や吸着型ヒアルロン酸(※)などの保湿成分も配合されており、肌のうるおいを護ります。皮脂のテカリや毛穴の目立ちが気になる方、すっきりとした洗い上がりを求める方におすすめの洗顔料です。
※モンモリロナイト含有クレイ:ベントナイト(洗浄補助成分)
※8種のアミノ酸:セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、リシン、トレオニン、プロリン
※吸着型ヒアルロン酸:ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム