クレンジングの適切なやり方は?押さえておきたいコツと選び方も紹介

適切な方法でクレンジングをすると、その後のスキンケアが浸透(※)しやすくなり、肌の調子が整いやすくなります。しかし、 不適切なクレンジング方法を続けていると、肌に負担がかかる ことも…。 そのため健やかな肌を目指したい方は、クレンジングのやり方を見直してみることをおすすめします。今回は、クレンジングの適切な方法と気をつけるべきポイント、肌質別のクレンジングの選び方について紹介します。 ※浸透:角層まで


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適切なクレンジングのやり方

クレンジングの役割は、メイクや皮脂汚れなどのくすみ(※)を落とすことです。まずは、適切なクレンジングの方法を確認していきましょう。

※くすみ:汚れや古い角質による

肌トラブルを抑えるためにおすすめのクレンジングのタイミングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
クレンジングはタイミングが重要!帰宅後・入浴時のポイントを紹介

1.手をきれいに洗う

クレンジングは、清潔な手で行うことが基本です。汚れた手では、クレンジング力が弱くなるため、事前にハンドソープなどでしっかり手を洗っておきましょう。手についた雑菌から肌を護り、肌トラブルも予防できます。

ウォータープルーフ対応でないクレンジングは、手は乾いた状態で使用しましょう。

2.ポイントメイクは専用リムーバーで落とす

ポイントメイクリムーバーは洗浄力が高いものが多く、目元や口元の落ちにくいメイクもスッキリ落としてくれます。顔全体のクレンジングをする前に、目元・口元用のリムーバーで、ポイントメイクを落としておきましょう。

ポイントメイクが落とせたら、通常のクレンジングで顔全体のメイクを落とします。ベースメイクやポイントメイクはメイクの濃さが違うため、別々にクレンジングすると肌への負担が減らせます。ポイントメイクの落とし方は以下のとおりです。

■ポイントメイクの落とし方
1.ポイントメイクリムーバーをコットンに適量取り、まぶたの上に数秒置いてメイクとなじませる。
2.目頭から目尻の順にコットンを移動してやさしく拭き取る。

3.クレンジングをなじませる

ポイントメイクを落としたら、手のひらにクレンジングを適量取り、額・鼻筋・小鼻・口元・両頬・あご・目元の順番でなじませていきましょう。クレンジングをなじませることで、こすらずに自然とメイク汚れを浮き上がらせる効果が期待できます。

以下の順番で顔全体にクレンジングをなじませていきましょう。

■クレンジングのなじませ方
1.額の中心から外側に向かって、円を描くようにマッサージしながらなじませる。
2.鼻筋を指で上下にやさしくすべらせる。小鼻は小さな円を描くようになじませる。
3.口の周りを指で外側に向かってクルクルとすべらせる。
4.頬を手のひらで包み、あごを中心として内側から外側に向かって円を描きながらなじませる。
5.まぶたも同様に内側から外側に向かって指をすべらせる。
6.反対の手で交互にあご先に向かって手をすべらせる。(右手→左あご、左手→右あご)

髪の生え際やこめかみもしっかりとなじませるのがポイントです。

4.ふき取りまたは、ぬるま湯で洗い流す

30〜32℃のぬるま湯でクレンジングを洗い流すことで、肌への負担が減ります。

お湯が熱すぎると、必要な油分や水分まで洗い流してしまうため注意が必要です。一方、冷たすぎると肌全体が冷えてしまい、乾燥につながりやすく、余分な皮脂が残りやすくなってしまいます。

そのため、クレンジングを洗い流すときは、手でぬるま湯をすくって肌になじませるように数回繰り返すことが大事です。シャワーを顔に当てると水圧が強い刺激になってしまうため、直接当てないように気をつけてください。

クレンジングには拭き取ってから洗い流すタイプもあるため、使用方法を見て手順を確認しましょう。

5.洗顔料で洗う

ダブル洗顔不要のもの以外は、洗顔料で洗いましょう。クレンジングと洗顔料は用途が異なるため、必要に応じて使い分けることが大切です。

クレンジングが肌に残ったまま洗顔料を使うと泡立ちにくくなってしまうため、洗顔前にしっかり落としておきましょう。洗顔料をたっぷり泡立ててから、こすらずに泡で肌をなでるようにすると、肌への刺激が減らせます。

洗顔料も、使用量や使用方法を確認して適切に使用しましょう。

6.タオルで水分を拭き取る

タオルで水分を拭き取るときは、やさしく押し当てるようにしましょう。ゴシゴシ拭くと摩擦が加わり、肌に負担がかかってしまいます。

また、肌トラブルを防ぐために、清潔なタオルを用意しましょう。

クレンジングのやり方で押さえておきたいコツ

クレンジングのポイントは、肌に負担をかけずにしっかり汚れを落とすことです。ここからは、クレンジングのコツを紹介します。

クレンジングの前に肌を温める

毛穴の汚れが気になるときは、ホットタオルを活用しましょう。クレンジング前にホットタオルなどで肌を温めておくと、メイクが浮き上がってきます。やさしく洗うことができ、肌への負担が軽減されます。

ホットタオルを作るときは清潔なタオルを用意し、タオルを水で濡らしてから、電子レンジで1分ほど加熱すれば完成です。

熱すぎると肌に負担がかかるため、タオルを冷ますなどで適温に保ちましょう。また、ホットタオルを顔に押しつけたり、長時間温めたりしないことも大切です。

強い力でこすらない

汚れを落とすために強い力でこするのはおすすめできません。強い力でこすると、肌に摩擦が加わり皮膚の表面を傷つけてしまいます。摩擦が起こると肌に負担がかかり、乾燥やシワなどの肌トラブルを引き起こす原因になるため気をつけましょう。

特に目元などの皮膚が薄い部分は、肌トラブルを起こしやすいため、力加減を調整してやさしくマッサージするようになじませるのがポイントです。

【肌タイプ別】クレンジングの選び方

肌質に合ったクレンジングを選ぶことで、肌トラブルを防ぎ健やかな肌を保つことができます。ここからは、肌タイプ別のクレンジングの選び方を紹介します。

普通肌

普通肌は、肌の水分と油分のバランスが良く、理想的な肌質です。肌のキメが整っていて、適度なうるおいとつやがあり、毛穴も目立ちにくいのが特徴です。いつものスキンケアで十分な状態なので、お好みのクレンジングを選びましょう。

日によって肌質に変化を感じるときは、肌の状態によってクレンジングを使い分けることをおすすめします。肌が乾燥しているときはミルクタイプ、濃いメイクを落としたいときはオイルタイプなど、そのときの状態に合ったものを選んでみてください。

乾燥肌

乾燥肌は、水分・油分ともに少ない状態です。肌が乾燥しやすく肌トラブルを起こしやすいため、保湿力のあるクリームタイプがおすすめです。クリームタイプのクレンジングは、うるおいを保ちながらメイクをしっかり落とせます。

ジェルタイプを選ぶときは、製品によってしっとり感が異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。

脂性肌

脂性肌は、皮脂や汗の分泌が多いタイプです。Tゾーンや頬などに脂っぽさを感じやすく、毛穴の黒ずみが出やすい特徴があります。

そのため、過剰に分泌された皮脂をさっぱり落とせるクレンジングを選ぶことが大切です。しっかり皮脂を落とせるオイルタイプのクレンジングを選びましょう。

混合肌

混合肌は、乾燥している部分とベタついている部分が混在しているタイプです。Tゾーンにテカリがある一方で、目の周りや頬などは乾燥している場合があるため、肌の水分と油分を適度に保てるクレンジングを選びましょう。なかでも、混合肌の方にはジェルタイプのクレンジングがおすすめです。

クレンジングのお悩みは「シーボン」へ

クレンジングの方法やクレンジングアイテムは、肌の状態や目的によって選択することが大切です。しかし、自分に適しているかどうか判断に迷う場面もあるかもしれません。クレンジングに悩んでいるなら、シーボンを利用してみてはいかがでしょうか。

シーボンでは肌悩みに合わせたスキンケア製品のご提案、スキンケアアドバイスを行っています。初めての方は、トライアルプランで、肌悩みに合わせたホームケア製品のご提案&東洋式フェイシャルケアが体験いただけます。

ぜひ一度、シーボンのトライアルプランをご利用ください。

*シーボンの体験が初めての20歳以上の女性、お一人様1回限りとなります。
*カウンセリングや肌チェック、お手入れ、アドバイス等を含め、120〜150分のお時間をいただきます。
*トライアルプランの代金はご来店時に現金・各種二次元コード・各種電子マネーのいずれか でお支払いいただきます。
*当日、肌にアレルギーやニキビ、吹き出物、炎症などの症状がある場合には、お手入れをお受けいただけない場合があります。
*お子様連れでのご来店はご遠慮いただいております。
*シーボントライアルプランは、化粧品のおすすめにあたり、肌に合った化粧品のご購入後のアフターサービスをお試しいただくことを目的としています。
*他のキャンペーンとの併用および変更はできません。予めご了承くださいますようお願いいたします。
*本プランは、予告なく変更する場合があります。

まとめ

クレンジングはメイクを落とすだけでなく、健やかな肌を保つために欠かせないものです。クレンジングの前に肌を温めておくと、汚れが落としやすくなるのでおすすめです。また、摩擦を防ぐために、やさしくクレンジングをなじませましょう。

肌質によってクレンジングの選び方が異なるため、自分の肌状態を詳しく知りたい方は、シーボンのトライアルプランをぜひご利用ください。