自分に合った化粧品の選び方|押さえておきたい5つのポイントとは

肌悩みは多くの方が抱えているにも関わらず、自分に合った化粧品を探すのはとても難しいですよね。「どれを選べばいいのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。 今回は、化粧品ごとの役割と選ぶ際に重視するポイントを、おすすめ商品とともに解説します。化粧品選びの参考にしてみてください。


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自分に合った化粧品の選び方!重視したい5つのポイント

化粧品を選ぶ際に重視したい5つのポイントは、次のとおりです。

1.肌質

2.年齢

3.肌悩み

4.季節

5.メーカー・シリーズ

5つのポイントをおさえ、自分に合う化粧品を選びましょう。それぞれ詳しく解説していきます。

1.肌質

人の肌質はそれぞれ異なり、皮脂量や水分量で4種類に区別されます。

普通肌:皮脂量と水分量のバランスが整っているタイプ。

好みに合わせた化粧品を選ぶのがおすすめ。

脂性肌:皮脂量や水分量の両方が多いタイプ

油分の多いものは避け、皮脂分泌をコントロールする化粧品を選ぶのがおすすめ。

乾燥肌:皮脂量と水分量の両方が少ないタイプ

皮脂を落とし過ぎず、保湿を重視した化粧品を選ぶのがおすすめ。

混合肌:皮脂量は多く、水分量が少ないタイプ

油分と水分のバランス調整が期待できるものを選ぶのがおすすめ。

2.年齢

肌の状態は年齢を重ねるごとに変化していくものです。以前は自分に合っていた化粧品が、だんだん合わなくなるということも珍しくありません。

また、年齢によって悩みやすい肌トラブルも異なります。保湿重視だった若い年代から、年齢に合わせて徐々にエイジングケア(※)をしていきましょう。自分の変化に合わせて、必要な成分が含まれた化粧品を選んでいくことが大切です。

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

3.肌悩み

主な肌悩みとして、乾燥や毛穴、シミなどが挙げられます。美肌を目指すなら、肌悩みに適したものを選ぶことで効果を感じやすくなるでしょう。

たとえば、シミやソバカスの悩みに着目するなら、トラネキサム酸やビタミンC、ハイドロキノンなどの有効成分が配合された商品がおすすめです。それぞれの悩みに着目した化粧品でスキンケアを行うと効果を得やすくなります。

4.季節

気温や湿度の影響により、肌状態は変化します。暑い時期は皮脂でベタベタしやすくなったり、寒い時期になると肌が乾燥しやすくなったりと、一年のなかで肌が変化する方も多いのではないでしょうか。

夏に肌悩みを感じやすい方は皮脂対策を行い、さっぱりした油分の少ない化粧品を選ぶのがおすすめです。また、冬の肌悩みとしては、保湿を重視したスキンケアにすることで肌トラブルを防ぎやすくなります。季節の移り替わりに対応したスキンケアを取り入れましょう。

5.メーカー・シリーズ

着目したい肌悩みが絞られている方は、同じメーカーの化粧品をライン使いするのもおすすめです。多くの化粧品のメーカーでは、肌悩みや年齢、肌質ごとに対応した化粧品をシリーズとして取り扱っています。

『30代』『乾燥肌』『エイジングケア(※)を始めたい』といった、その人の肌の状態におすすめのシリーズで、化粧水、乳液、美容液、と複数の化粧品をそろえられるのがメリットです。メーカーによってはトライアルセットを使用できる場合があります。テクスチャーや浸透(※)のしやすさ、効果の感じやすさなど、気になるシリーズを試してから購入するのも良いでしょう。

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

※浸透:角質まで

化粧品はアイテムごとの役割を知って選ぼう!

基礎化粧品の働きはその種類によって異なるため、アイテムごとの役割を知っておくことが大切です。それぞれの特徴を押さえ、自分に合ったケアをしましょう。

クレンジング・洗顔

クレンジングと洗顔はどちらも汚れを落とすものですが、厳密にいうと、目的が少し異なります。

クレンジング:主にメイクなどの油性の汚れを落とすために使うものです。また、毛穴の黒ずみ、角栓などを落とすためにも使われます。

洗顔料:皮脂汚れや古くなった角質を取り除くものです。

クレンジングや洗顔料は、汚れを取り除くだけではなく、その後のスキンケアの浸透(※)を高めることにも効果が期待できます。その後の水分が角層にしみこんでいくためには、肌本来が持つうるおいを損なわずに洗うことが大切です。こすらずに優しい洗顔を心がけましょう。

※浸透:角層まで

化粧水・乳液・クリーム

・化粧水

化粧水は、洗顔で失われた水分を補うものです。洗顔後は時間を置かず、できるだけ早く化粧水をつけましょう。肌が水分でうるおうと、化粧水やその後のスキンケアに含まれる有効成分が浸透(※)しやすくなります。

※浸透:角層まで

・乳液・クリーム

乳液やクリームは化粧水で角層に満たされた水分が蒸発しないよう、油分でフタをするものです。なかには保湿効果が期待できる乳液やクリームもあります。

美容液

美容液は乾燥や美白(※)、エイジングケア(※)など、肌悩みに着目したケアができるものです。肌の持つ本来の機能はきちんと働くよう、サポートする役割を持っています。

自分の肌悩みや、なりたい肌の状態に合わせて商品を選ぶのがポイントです。毎日のスキンケアにプラスして取り入れてみましょう。

※美白:日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

シーボンのスキンケアシリーズはこんな人におすすめ!

シーボンのスキンケアシリーズは、肌悩みや年齢に合わせ、それぞれが抱える肌悩みに着目したスキンケアラインを多数揃えています。ここまで解説した化粧品の選び方をふまえ、自分に合ったものを探してみてくださいね。

フェイシャリストシリーズ


フェイシャリストシリーズは肌がもともと持っている美しさを引き出すベーシックケアラインです。基本の保湿ケアで肌の土台(※)を作り、上品なうるおいに満ちた美肌へと導きます。まずは、しっかりと保湿を行い、みずみずしい状態を保ちたい方におすすめのシリーズです。

スクワラン(保湿成分)を主成分とする薬用クレンジング『フェイシャリスト トリートメントマセR』は、フェイシャリストシリーズのなかでも特に人気があります。不要な汚れを落とし、肌に必要なうるおいは残すこだわりを持って作られました。洗顔後の肌の乾燥が気になる方に試してほしいクレンジングです。

※肌の土台:角層

フェイシャリストホワイトシリーズ


肌内部の反射光に着目し開発されたフェイシャリストホワイトシリーズは、透き通るような肌へとアプローチしていく美白(※)ラインのシリーズです。肌の透明感を損なうさまざまな要因に着目し、透明感がアップした印象の肌へと導きます。シミやソバカス※、肌のくすみ(※)が気になる方や、保湿だけでなく美白のケアもしたい方におすすめのシリーズです。

フェイシャリストホワイトシリーズには共通したこだわりの保湿成分が含まれています。透明感※をサポートするシーグラスエキス、ミネラルが豊富なサンゴ草抽出液、くすみをケアするチンピエキス(すべて保湿成分)です。角層細胞にうるおいを満たすことで若々しい印象へとつなげます。

※美白:日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ

※シミ・ソバカス:日やけによる

※くすみ:乾燥によるキメの乱れた肌印象

※透明感:うるおうことによる

フェイシャリストBXシリーズ


年齢肌(※)に悩む方におすすめなのは、フェイシャリストBXシリーズです。キメ細かで、しなやかな肌を目指して開発されています。やわらかな薔薇の色と香りが、スキンケアをより癒しの時間へと変えてくれるでしょう。

年齢を重ねるとともに失われていくハリに着目し、5つの美容成分(※)でアプローチしていきます。エイジングケア(※)を始めたい方は、ぜひお試しください。

※年齢肌:年齢を重ねた肌の乾燥やキメの乱れ

※5つの美容成分:アルジレリン®(アセチルヘキサペプチド-8)、ヒドロキシプロリン、イリス根エキス、セラキュート®(セラキュート®は、日油(株)の登録商標です)、バイオヒアルロン酸(すべて保湿成分)

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

シーボンACシリーズ


シーボンACシリーズは、年齢肌(※)の原因となる『光ダメージ(※)』に着目したシリーズです。肌の土台(※)にアプローチしていくために、機能性成分を複数配合しています。また、肌に浸透(※)させやすくするための技術、『ダーマアクティベイト技術』を採用。効率的に成分を角層まで届けます。

紫外線を浴びる時間が長く、乾燥やシミ※、シワなどの肌悩みに着目したい方は、このシーボン ACシリーズがおすすめです。ハリや弾力のある肌を目指している方に向いています。

※年齢肌:年齢を重ねた肌の乾燥やキメの乱れ

※光ダメージ:紫外線による、乾燥・シミ・シワなどの肌ダメージ

※肌の土台:角層

※浸透:角層まで

※シミ:メラニンの生成を抑えることによる予防のこと

シーボンルミナスシリーズ


シーボンルミナスシリーズは、長年培ってきたフェイシャルケアとエイジングケア(※)の知見を結集させ、サロンケア後のような美肌をホームケアで実現することを目指して開発されました。

大きな特徴は、肌ストレス(※)へのケアと、角層細胞の両方にアプローチをしていく5種の美容成分(※)です。エイジングケア(※)を強化し、うるおいで肌がふっくらする感覚をぜひ感じてみてください。

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

※肌ストレス:乾燥による

※5種の美容成分:センチフォリアバラ花エキス、ラミナリアディギタータエキス、カラー花酵母エキス(加水分解酵母)、アラリアエスクレンタエキス、加水分解コメ・コメヌカ混合エキス(すべて保湿成分)

コンセントレートプラス


コンセントレートプラスは、年齢肌(※)の象徴であるもたつき、くすみ(※)に着目したシリーズです。肌の生まれる元=Core(コア)にアプローチ(※)をすることで美肌へと導きます。

Coreアプローチ※として4つの共通成分(※)が、ふっくらとしたキメやハリ、うるおいのある肌をキープします。ポイントケアではなく、トータルでエイジングケア(※)をしたい方におすすめです。

※年齢肌:年齢を重ねた肌の乾燥やキメの乱れ

※くすみ:汚れや古い角質、乾燥によるキメの乱れた肌印象

※Coreアプローチ:角層まで

※4つの共通成分:ビフィズス菌発酵エキス、酵母エキス、加水分解酵母エキス、アラリアエスクレンタエキス(すべて保湿成分)

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

 

まとめ

化粧品は種類ごとに役割があり、商品によって肌へのアプローチの仕方が異なります。肌本来の機能をすこやかに保ち、肌トラブルを防ぐためには、まずは自分の肌状態を知ることが大切です。

アプローチしたい肌悩みが定まっている方は、メーカーからシリーズで展開している商品のライン使いもおすすめです。シリーズごとに補う成分や着目している肌悩みが異なるため、使用後の変化を感じやすくなるでしょう。自分に合ったベストな化粧品で、美肌を手に入れてくださいね。

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