美白ケアとは
美白ケアとは、シミやソバカス、くすみなどを防ぐケアのことです。肌トラブルの原因となるメラニンの過剰生成を抑えたり、排出を促したりします。また、肌の古い角質を除去し、肌のキメを整えるケアも行います。
効果的に美白ケアを行うには、体の外側・内側の両面からアプローチすることが大切です。
体の外側からできるおすすめ美白ケア
シミやソバカス、くすみを予防するために体の外側からできる美白ケアにはどのようなものがあるのでしょうか。
1年を通して紫外線対策を徹底する
メラニンの過剰生成を防ぐには、紫外線対策が欠かせません。日差しが気になる春～夏の季節だけでなく、秋～冬も徹底しましょう。
紫外線対策として日々の生活で活用したいのが、日やけ止めです。日やけ止めを使用する際は、SPFの数値とPAのレベルを確認して、外出する時間や外出先に合わせて適したものを選びましょう。
SPFとPAの目安は下記のとおりです。
・日常生活（買い物や散歩など）：SPF20、PA+～++
・屋外での軽いスポーツなど：SPF30～40、PA++～+++
・炎天下でのレジャーなど：SPF50+、PA++++
日やけ止めには、乳液タイプ、クリームタイプ、ジェルタイプ、スプレータイプなどさまざまな種類があるので、好みの使用感のものを選びましょう。また、マリンスポーツや汗をかきやすい状況下ではウォータープルーフタイプを選ぶのがおすすめです。
日やけ止めで肌を護るだけでなく、できるだけ紫外線を肌に直接浴びないように工夫することも大切です。外出時には日傘や帽子、サングラス、UVカット効果のある衣類を活用して、紫外線から肌を護りましょう。
適切なスキンケアを行う
スキンケアのやり方によっては、肌への刺激でメラニンの生成を促してしまうこともあります。スキンケアのポイントを紹介しますので、適切な方法でできているか確認してみましょう。
・洗顔
洗顔はゴシゴシこすらず、たっぷりの泡でやさしく洗うのが大切です。泡立てが不十分だと、洗顔時に手のひらで肌をこすって刺激を与えてしまいます。泡立てネットなどを使って、弾力のあるきめ細かな泡を作りましょう。
・保湿ケア
洗顔後は化粧水で水分を与えた後、油溶性美容液や乳液で油分を補給します。水分と油分の両方が必要なので、「ベタつくから」と使用を控えることのないようにしましょう。肌の乾燥が気になる場合は、クリームも使用するようおすすめします。
美白（※）有効成分配合の化粧品を使う
美白有効成分が配合された化粧品を毎日のケアに取り入れるのも効果的です。美白効果があるとされている成分には下記のようなものがあります。
・ビタミンC誘導体
ビタミンCにはメラニンの生成を抑える作用があるものの、不安定で肌に浸透（※）しにくい性質があります。ビタミンC誘導体は、ビタミンCの安定性と吸収性を高めたものです。
・アルブチン
メラニンの生成に必要となるチロシナーゼの働きを妨げ、メラニンの生成を抑制する働きがあります。
・トラネキサム酸
メラニンを生成するメラノサイトの活性化を抑えることで、メラニンの生成を抑制します。
・コウジ酸
メラニンの生成に欠かせないチロシナーゼの働きを妨げます。
・4MSK
チロシナーゼの働きを妨げ、メラニンの生成を抑制します。
※美白：日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ
※浸透：角層まで
体の内側からできるおすすめ美白（※）ケア
シミやソバカス、くすみ（※）を防ぐためにできることは、外側からのケアだけではありません。
次に、体の内側からできる美白ケアをみていきましょう。
※美白：日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ
※くすみ：乾燥によるキメの乱れた肌印象
質のよい睡眠をとる
睡眠時に分泌される成長ホルモンは、肌のターンオーバーを促し、ダメージを受けた細胞の修復を行うといわれています。透明感のある美肌をキープするには、良質な睡眠をとることが欠かせません。
睡眠の質を高めるには、睡眠環境を整えることが重要です。とくに、光の刺激を受けると寝つきが悪くなるので、寝る前はテレビやスマホを見ないようにしましょう。
また、照明は間接照明などを使って暗めにすると、リラックスしやすいです。枕の高さは自分に合ったものを選んでください。そのほか、リラックス効果が期待できるアロマを利用するのもおすすめです。
湯船にゆっくり浸かる
肌に必要な栄養分や酸素は血液をとおして運ばれます。体が冷えて血流が悪くなると、肌のターンオーバーの機能が低下し、メラニンの排出が滞るなど肌への悪影響につながります。
その点、1日の終わりにぬるめのお湯にゆっくりと浸かれば、体が温まり、血液の流れがスムーズになるでしょう。とくに女性は冷えで悩まされる方が多いので、対策として湯船に浸かるのを習慣にすることをおすすめします。
美白に効果的な栄養素をとる
肌のターンオーバーを促したり、メラニン色素の分泌を抑制したりするのに役立つ栄養素を摂取することも効果的です。
美白ケアを意識して摂取したい栄養素には下記のようなものがあります。
・ビタミンC
メラニン色素を還元し、肌老化を促す活性酸素を除去する作用があります。また、肌のハリや弾力に不可欠なコラーゲン生成にも欠かせない栄養素です。
・ビタミンB2、ビタミンB6
ビタミンB群は代謝に関係しているビタミンで、特にビタミンB2とビタミンB6は、健やかな皮膚を保つのに必要な栄養素です。
・ビタミンE
抗酸化作用があるほか、血液の流れを促進し、肌のターンオーバーのサイクルを整えるのに役立つビタミンです。
・リコピン
抗酸化作用に優れており、メラニンの分泌を抑制するのに役立ちます。日やけ防止にも良いといわれている栄養素です。
どれかひとつをたくさん摂取すれば良いということではなく、あらゆる栄養素をバランス良く摂取することが美白ケアにつながります。
シーボンの美白（※）ケアで透明感あふれる素肌に
シミやソバカス、くすみ（※）を防ぎ、透明感のある肌を目指すなら、シーボンのフェイシャリストホワイトシリーズがおすすめです。
※美白：日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ
※くすみ：乾燥によるキメの乱れた肌印象
■フェイシャリストホワイト クリアローション
肌にうるおいを与えつつ、日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ薬用美白化粧水です。美白有効成分としてVCエチル（※）を配合し、グリチルリチン酸ジカリウム（有効成分）、シーグラスエキス、サンゴ草抽出液などのうるおい成分を配合しました。
肌になじませるとスッと浸透（※）し、ベタつきのない軽い使い心地です。
※VCエチル：3-O-エチルアスコルビン酸
※浸透：角層まで
■フェイシャリストホワイト フレッシュセラム
美白と保湿の両面からケアしてくれる頼もしい薬用美白美容液です。美白有効成分VCエチル、グリチルリチン酸ジカリウム（有効成分）といった成分のほか、バイオヒアルロン酸（※）などの保湿成分が配合されています。
※バイオヒアルロン酸：ヒアルロン酸ナトリウム（2）
■フェイシャリストホワイト モイスチャークリーム
紫外線などの刺激から肌を護り、肌にうるおいを与える薬用美白クリームです。持続性ビタミンC誘導体（※）、グリチルリチン酸ジカリウム（有効成分）のほか、チンピエキス、加水分解コメヌカエキス（※）、フェルラ酸、ヒト型セラミド3（※）、ユキノシタエキス、ヨーグルトエキス（※）などのうるおい成分を配合しています。
朝晩のお手入れの最後にお使いいただけます。
※持続性ビタミンC誘導体：L-アスコルビン酸 2-グルコシド
※加水分解コメヌカエキス： 米糠抽出物加水分解液A
※ヒト型セラミド3：N-オレオイルフィトスフィンゴシン
※ヨーグルトエキス：ホエイ（2）
■フェイシャリストホワイト ブライトクリームS
気になる部分にピンポイントで使用する美白用クリームです。美白有効成分として持続性ビタミンC誘導体を使用し、加水分解コメヌカエキス、カムカム種子エキスなどのうるおい成分を配合しました。
凝縮した有効成分が狙った部分に浸透し、しっかりとケアします。
まとめ
シミやソバカス、肌のくすみ（※）などが気になりだしたら、できるだけ早く美白（※）ケアをはじめましょう。また、美白ケアは予防の意味が大きいので、まだ肌トラブルに悩まされていない若い方でもできるだけ早く始めるのがおすすめです。
※くすみ：乾燥によるキメの乱れた肌印象
※美白：日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ
