マスクギャップとは？
マスクギャップとは、マスクを着けた顔と素肌の顔の印象のギャップのことです。
マスクをしているときは、周囲に素顔を知られることはありません。しかし、マスクを外す機会があると「相手にマイナスな印象をもたれないよう、マスクを外したくない」と気にしてしまう方もいるのではないでしょうか。
マスクギャップはなぜ起こる？
長らく続いたコロナ禍で、マスクはすっかり私たちの必需品になりました。コロナが流行してから知り合った間柄であれば、はじめからマスク姿しか見ていないという方も多いのではないでしょうか。
顔の上半分だけで顔全体をイメージするのは限界があります。顔の印象は全体的なバランスによって決まるため、顔の下半分が見えていないマスク姿では印象が異なってしまうのも仕方ありません。
また、マスクギャップが起こるのは口元のパーツだけではありません。肌荒れやシミ、シワ、そばかすなども顔の印象に影響を及ぼす要因のひとつ。肌トラブルを抱えていることから、自信を持ってマスクを外せないと悩んでいる方もいるようです。
マスクギャップに悩む人は多い
第一三共ヘルスケアが2022年6月に行った 「理想の肌に関する意識調査」によると、感染予防以外の目的でマスクを着用する方が 約4割いることが分かりました。感染予防以外が目的と答えたうちの4割は、素顔を隠すためにマスクを着けていると答えています（複数回答可）。
また、約8割が自分の肌と理想の肌にギャップを感じていま す。肌にコンプレックスを感じている方にとって、マスクは自然に肌を隠せるアイテムでもありました。素肌に自信が持てない方にとって、マスク着用にメリットも多いことが分かります。
出典：「＜全国20～60代男女を対象とした「理想の肌に関する意識調査」＞」（第一三共ヘルスケア株式会社）
しかし、マスクは予想外のタイミングで外すことも少なくありません。食事や写真撮影など、突然訪れる機会に焦ることもあるでしょう。肌トラブルはたしかにマスクで隠せるかもしれませんが、素肌に自信を持つためには根本的な解決が必要といえるでしょう。
マスクによる肌トラブルへの対処法
気になる部分を隠せるマスクですが、着用することによって肌へ悪影響を与えることもあります。
マスクによる肌トラブルの原因としてあげられるのは鼻や口、頬などが覆われ、息がマスク内にこもりやすくなることで起こる蒸れです。皮脂や汗が分泌されやすくなるため、メイク崩れや肌トラブルを引き起こしやすくなります。
もうひとつの要因は、マスクが肌にこすれる物理的な刺激です。摩擦によって肌バリアが低下し、肌荒れが起こりやすくなります。
マスクによる肌トラブルには、継続的なケアが必要です。次にご紹介する方法を取り入れてみましょう。
肌についた汚れを丁寧に落とす
マスク内は皮脂や雑菌が増えやすい環境となっているため、まずは帰宅後に汚れをしっかりと落としましょう。肌トラブルを引き起こす物質や古い角質を取り除くことが大切です。
うるおいや透明感を高めるには、丁寧な洗顔と保湿ケアが効果的といわれています。角層が水分で満ちることで、肌のターンオーバーをサポートし、くすみのない肌へと近づけることができます。
洗顔のコツは、ゴシゴシと洗いすぎないことです。特に、マスクの着用後は肌刺激を受けやすいため、手を滑らせるようにやさしく洗いましょう。
入念に保湿をする
洗顔後は、肌のうるおいが失われて乾燥しやすい状態になっているため、すみやかにスキンケアで保湿してください。スキンケアは化粧水、美容液、乳液・クリームの順番で行います。それぞれの役割は次のとおりです。
・化粧水：主に水分を補うもの
・美容液：肌悩みや目的に合わせた成分を補うもの
・乳液・クリーム：水分が蒸発しないようにフタをするもの
乾燥が気になる箇所には、クリームを塗るとよりしっかりとした保湿ケアができます。一時的に水分を補うのではなく、乳液やクリームなどの油分で水分が逃げないようケアしましょう。
マスクギャップをなくす対策方法
マスクギャップをなくすには、自信がもてるような素肌へと近づけていく必要があります。マスクによる肌トラブルを予防すると同時に、次にご紹介する対策方法を取り入れてみましょう。
表情筋をほぐしてフェイスラインをケアする
顔の筋肉は動かさないでいると硬く萎縮していきます。マスクの着用で口元を動かしにくくなるほか、人と顔を合わせて会話する機会が減り、顔の筋肉が運動不足の状態になっている方が増えているのです。
人と会ってよく話す、歌う、笑うなど、表情筋の運動になる行動を多く取ることも大事ですが、自分ひとりで鍛えるなら表情を大きく変えられる、顔の運動やエクササイズをおすすめします。エクササイズをするときは、顔や体の力を抜き、やさしく表情筋をほぐしましょう。
食事による内側からのケアを取り入れる
筋肉や肌にとって良い栄養素を意識的に摂り、内側からのケアを行うことも大切です。筋肉の生成に欠かせないたんぱく質や、肌のうるおいや弾力を保つために必要なコラーゲンやアミノ酸を積極的に摂りましょう。また、肌のターンオーバー周期を整えて促すビタミンの摂取もおすすめです。筋肉や肌に向いた栄養素と、含有量が多い食品は次のとおりです。
・タンパク質：納豆、ツナ、牛もも肉、鶏むね肉、豆腐など
・コラーゲン：フカヒレ、手羽先、うなぎなど
・アミノ酸：豚ロース肉、卵、大豆、牛乳など
・ビタミンB：レバー、マグロ、卵、乳製品など
・ビタミンC：果物、ブロッコリー、ピーマン、豆苗など
・ビタミンA：にんじん、ほうれん草、カボチャなど
・ビタミンE：アーモンド、アボカドなど
ひとつの栄養素だけ摂取するのではなく、バランス良くメニューに取り入れながら肌や表情筋の状態を高めていきましょう。
紫外線対策を徹底する
くすみやシミ、シワなどを予防し、透明感のある肌をキープするには、季節問わず紫外線対策をすることも重要です。紫外線を浴びると炎症や乾燥などの肌トラブルが起こりやすくなり、肌にとって悪影響となります。
紫外線対策には、日やけ止めをこまめに塗るのが効果的です。特に夏は汗や皮脂で日やけ止めが落ちやすくなるため、数時間おきに塗り直すことをおすすめします。肌が見えている部分はもちろん、マスクで隠れる部分にも塗りましょう。
できるだけ肌が直射日光にさらされないように意識しましょう。帽子や日傘などを使って、紫外線から肌を護るのがベストです。
肌にやさしい素材のマスクを選ぶ
マスクをつける時は、できるだけ肌にやさしい素材を選ぶようにしましょう。ごわついたり、チクチクしたりする固いマスクは、肌ストレスも高まります。不織布や化学繊維で肌トラブルが起きやすい方は、綿素材を選ぶのがおすすめです。
また、マスクは自分の顔に合った形状のマスクを選びましょう。小さすぎるものは耳にかけるひもが顔を圧迫してしまいます。反対に大きすぎるものは肌表面でマスクが動き、余計な摩擦が生まれてしまうでしょう。自分に合ったマスクを着けている場合も、必要以上に触らないよう気を付けてください。
マスクによるメイク崩れを予防する
マスクのよくある悩みのひとつが、メイク崩れです。こすれや皮脂に強いメイクアイテムを選び、マスクによる摩擦や蒸れに対策するのも大事ですが、特に自分の肌状態に合う化粧品を選ぶこともまた大切です。
肌トラブルが起きやすい方は肌にやさしい成分の化粧品を、乾燥しやすい方は保湿効果のある化粧品を選ぶようにしてください。
化粧ノリを高めるには、肌をうるおいで満たすことが肝心です。朝のスキンケアを入念にし、たっぷりと保湿してからメイクしましょう。
若々しい素肌を目指している方はこちらの記事もチェックしてみてください。
「若く見える人の共通点は「顔の印象」にあった！若々しい肌を保つポイント」
マスクの下の素肌に自信がないなら「シーボン」がおすすめ
素肌に自信がもてるなら、マスクを外したいと考えている方も多いのではないでしょうか。脱マスクの雰囲気が世間に広がれば、子どもの 行事や旅先の記録などで、写真を撮る機会も少しずつ増えていくでしょう。
美しい素肌を保つためには、長期的なケアやアプローチが大切です。マスクを外して心おきなく出かけられるよう、健やかで若々しい印象の素肌を目指してみませんか。
「マスクの下の素肌が気になっている」という方には、シーボンのトライアルプランがおすすめです。
トライアルプランではオールハンドのフェイシャルケアが体験でき、カウンセリングで肌 悩み やスキンケアについて 相談できます。 肌チェックを行い、一人ひとりの肌状態に合わせたスキンケア 製品のご提案やスキンケアアドバイスが可能です。
初回限定1,500円で体験いただけますので、気になった方はぜひお試しください。
＊シーボンの体験が初めての20歳以上の女性、お一人様1回限りとなります。
＊カウンセリングや肌チェック、お手入れ、アドバイス等を含め、120～150分のお時間をいただきます。
＊トライアルプランの代金はご来店時に現金・各種二次元コード・各種電子マネーのいずれかでお支払いいただきます。
＊当日、肌にアレルギーやニキビ、吹き出物、炎症などの症状がある場合には、お手入れをお受けいただけない場合があります。
＊お子様連れでのご来店はご遠慮いただいております。
＊シーボントライアルプランは、化粧品のおすすめにあたり、肌に合った化粧品のご購入後のアフターサービスをお試しいただくことを目的としています。
＊他のキャンペーンとの併用および変更はできません。予めご了承くださいますようお願いいたします。
＊本プランは、予告なく変更する場合があります。
まとめ
コロナ禍でマスクが必需品となり、素肌とのマスクギャップに悩む方が増えています。マスクによる肌トラブルを予防し、肌悩みへの対策をすることでマスクギャップを小さくしていきましょう。アプローチとしてスキンケアや食事、紫外線予防など、さまざまな方法があげられます。できることを少しずつ生活に取り入れ、脱マスクに向けて若々しさをキープしていきましょう。
