肌のごわつきとはどんな状態?原因やケア方法、おすすめのスキンケア

肌のごわつきや、ざらつきがあると手触りが悪くなったり、毛穴が目立ちやすくなったりします。スキンケアが浸透(※)しにくくなるため、うるおい不足を感じる方もいるでしょう。 肌のごわつきは乾燥や摩擦などにより引き起こされるため、適切なスキンケアや予防法を実践することが大切です。今回は、肌のごわつきの原因や対処法、おすすめのスキンケアアイテムについて紹介します。 ※浸透:角層まで


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肌のごわつきとは?どんな状態?

肌のごわつきは、角質肥厚(かくしつひこう)によって引き起こされます。角質肥厚とは、不要な角質が自然に剥がれ落ちず、肌の表面にたまってしまう状態のことです。

健康な肌の場合、新しい細胞が作り出されると、古い角質が肌の表面に押し上げられて垢として剥がれ落ちます。

しかし、肌のターンオーバーの周期が乱れたり、乾燥していると新しい細胞が作られても古い角質が剥がれ落ちずに残ってしまいます。そのため、次第に角質が厚みを増して硬くなり角質肥厚を招いてしまうのです。

肌がごわついているときは、以下のようなトラブルが見られます。

・ざらつきがあり手触りが悪い
・肌の硬さが気になる
・化粧水が浸透(※)しにくい
・化粧ノリが悪い
・メイクが崩れやすい
・肌が乾燥しやすい
・毛穴の詰まりや黒ずみが目立つ
・肌表面に粉吹きや皮めくれが起きる

上記のトラブルに該当する項目が多いほど、角質肥厚が進んでいる可能性が高いと考えられます。毎日のケアで柔らかい肌に整えていきましょう。

※浸透:角層まで

肌のごわつきの主な原因3つ

肌にごわつきが発生すると、肌の柔らかさやみずみずしさが失われてしまいます。まずは、肌のごわつきの主な原因を解説します。

乾燥

乾燥は角質が厚くなる原因のひとつです。肌が乾燥すると必要な水分が不足して硬くなり、古い角質が剥がれにくくなります。古い角質が蓄積されやすくなり、肌のごわつきにつながります。

特に冬は空気の乾燥や屋内外の温度差で、肌のターンオーバーの周期が乱れやすいことに注意が必要です。

摩擦

摩擦による刺激によって肌の角質が厚くなり、ごわつきを感じやすくなることもあります。マスクによる摩擦も肌のごわつきの原因といえます。

マスクをつけていると肌との摩擦が起こりやすくなり、ダメージ(※)から肌を護るために角質が厚くなることがあるのです。また、マスクで肌が擦れると角質が剥がれやすくなるため、部分的に乾燥しやすくなります。

※ダメージ:乾燥による

紫外線

紫外線を浴びると、肌の水分が蒸発して乾燥が進んでしまいます。乾燥から肌内部を護るために角質が厚くなり、ごわつきを感じやすくなります。

肌のごわつきのケア方法

肌のごわつきをケアするには、不要な角質を取り除き、スキンケア方法を見直すことが大切です。ここからは、肌のターンオーバーの周期を乱さないために、適切なケア方法を紹介します。

ピーリングで不要になった角質を取り除く

ピーリングは、肌の表面にある古い角質や汚れを取り除くケア方法です。ピーリングを行うと肌が滑らかになり、スキンケアがなじみやすくなるため、肌のごわつきが気になる方におすすめです。

とはいえ、体調や肌の状態によって、ピーリングが刺激になる場合もあります。肌の調子に合わせて優しいアイテムを選ぶと良いでしょう。鼻やあごなど、肌のごわつきが気になる部分だけピーリングをすると、肌への負担を減らせます。

また、ピーリング後の肌は皮膚が薄くデリケートな状態です。肌の状態を確認しつつ、保湿ケアと紫外線対策もしっかり行うことが大切です。

クレンジングや洗顔を見直す

古い角質を取り除くには、適切なクレンジングと洗顔が重要です。しっかり汚れを落としてメイク残りがない状態にすることで、肌のごわつきを防ぎます。

しかし、洗浄力が強すぎるクレンジングや洗顔料を使うと、皮脂が必要以上に洗い流されてしまうため注意が必要です。乾燥しやすくなり、ごわつきの原因になります。

そのため、肌に負担をかけないように、優しい洗い上がりのクレンジングや洗顔料を選びましょう。洗顔の際は、しっかりと泡立てて摩擦を減らし、ぬるま湯で丁寧にすすぐことが大切です。

保湿力が高く肌にやさしいスキンケアを選ぶ

洗顔後は肌が乾燥しやすいので、化粧水や乳液でしっかりと保湿しましょう。保湿によって角質が柔らかくなり、肌のターンオーバーのサポートにもなります。

スキンケアをする際は、化粧水を手のひらに取り、優しくなじませましょう。化粧水、美容液、乳液の順でスキンケアをすると、うるおいをキープしやすくなります。特に乾燥肌の方は、保湿力が高いスキンケア製品を選ぶのがおすすめです。

おすすめのスキンケアアイテムについて、以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ツヤ肌を目指すためのスキンケアとは?おすすめのアイテムをご紹介!

肌のごわつきやくすみ(※)の予防方法3選

普段の生活を見直すことで、健やかな肌に導くことができます。最後に肌のごわつきや、くすみを防ぐ方法を解説します。

※くすみ:乾燥によるキメの乱れた肌印象

肌の摩擦や乾燥を避ける

肌の摩擦は肌のごわつきの原因になるため、スキンケアは肌への負担を極力減らすことが大切です。摩擦で肌の防御作用が働くと、角質が厚みを増してしまいます。

肌をこすらないようにスキンケアやメイクをするのはもちろん、マスクの摩擦にも気をつけながら、しっかりと保湿ケアをしていきましょう。

また、部屋の空気が乾燥していると肌内部の水分が蒸発しやすくなってしまいます。乾燥は肌のごわつきを引き起こしやすくなるため、部屋の湿度にも気をつけましょう。

特に冷房や暖房が必要な時期は、部屋の空気も乾燥しがちです。湿度が低いときは、加湿器や濡れタオルなどを活用して部屋の湿度が60%程度になるように調整しましょう。

栄養バランスを整える

外側からのケアに加えて栄養バランスの良い食事を心がけると、肌の土台づくりに役立ちます。特におすすめしたい栄養素は、アミノ酸やたんぱく質、ビタミンB2、ビタミンB6です。

たんぱく質は肌の材料となる栄養素です。肉類や魚類、卵、乳製品、大豆製品に多く含まれているため積極的に摂りましょう。たんぱく質を多く含む食材は、牛もも肉や豚ロース肉、鶏ささみ、鮭、卵、豆腐などです。

ビタミンB2は肌や粘膜を保護して代謝をサポートする栄養素です。レバー、卵、牛乳、乳製品、豆類などに多く含まれています。納豆やチーズなどは食事に取り入れやすいでしょう。

ビタミンB6は肌のターンオーバーの周期を整える栄養素です。レバーやまぐろ、アーモンド、納豆などに多く含まれています。

上記の食材を参考にしながら、肌に良い栄養素を積極的に摂り入れていきましょう。

規則正しい生活習慣を心がける

肌のターンオーバーは睡眠中に活性化するといわれています。肌のターンオーバーの周期を整えるために、良質な睡眠を心がけましょう。

とはいえ、睡眠不足やストレスが重なると自律神経に影響を及ぼし、肌のターンオーバーの周期が乱れてしまいます。そのため、普段から規則正しい生活を送り、自律神経を整えることが大切です。

また、紫外線対策も忘れずに行いましょう。紫外線は年間とおして降り注いでいます。曇りの日でも紫外線の影響を受けるため、日やけ止めを塗り、日傘や帽子などの日やけ防止グッズを活用しながら肌を護りましょう。

肌のごわつきをケアするなら「シーボン」がおすすめ

肌のごわつきが気になるときは、洗顔を見直し、保湿力の高いスキンケア製品を選ぶことが大切です。なかでも、スキンケアで肌のごわつきをケアしたいときは、シーボンのスキンケア製品がおすすめです。

古い角質を優しくオフしたい方は、フェイシャリストファーメントパウダーaを使ってみてはいかがでしょうか。フェイシャリストファーメントパウダーaは、不要な角質を無理なく取り去る酵素洗顔料です。マンニトール(保湿成分)配合で、不要な角質をすっきりオフしながら保湿も適えるため、毎日の洗顔にご使用いただけます。

化粧水などで肌を整えたあとは、フェイシャリストFPプログラム14aで肌に必要なうるおいを補うことができます。

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まとめ

肌のごわつきは、古い角質が剥がれ落ちずに肌の表面に蓄積して生じるものです。乾燥や摩擦、紫外線により、肌のターンオーバーの周期が乱れると、肌のごわつきが起こりやすくなるため注意が必要です。

ピーリングや酵素洗顔で古い角質を取り除き、クレンジングや洗顔方法を見直し、保湿力の高いスキンケア製品を選んで肌のごわつきを防ぎましょう。外側からのケアに加えて、規則正しい生活習慣やバランスの良い食事を心がけることも大切です。