肌のターンオーバーを促進するには?日々のスキンケアと生活習慣で心がけたいポイント

「毎日ケアをしているのに、シミやくすみが目立ちやすくなった」「なぜか肌が乾燥しやすい……」そのような悩みを抱えていませんか?もしかしたら、原因は肌のターンオーバーの周期が乱れているからかもしれません。今回は、肌のターンオーバーの周期を整えるために意識すべきポイントを6つ紹介します。どの方法もすぐに実践できるため、ぜひ日々のケアに取り入れてみてください。


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【美肌の基本】肌のターンオーバーの周期についておさらい

肌のターンオーバーの周期とは、細胞分裂によって新しい皮膚が生まれ、古い皮膚が剥がれ落ちるサイクルのことです。皮膚は、大きく分けると「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層から成り立っており、ターンオーバーは表皮で行われます。

表皮の一番奥にある「基底層」から作られた新しい細胞は上へ上へと押し上げられ、約2週間かけて皮膚の一番上にある「角層」に到達します。その後、角層で約2週間とどまって肌を保護するためにはたらき、役目を終え剥がれ落ちていくまでの流れが肌のターンオーバーの周期です。

この一連のサイクルである肌のターンオーバーの周期は約28日間が理想とされていますが、周期が早すぎても遅すぎても肌に悪影響を与えてしまうのです。

肌のターンオーバーの周期が早まると、肌細胞が未熟なまま上の層へ押し上げられ、乾燥肌の原因になります。逆に、ターンオーバーの周期が遅れると古い角質が蓄積して厚みを増し、肌がごわついて見える「角質肥厚」の状態になってしまうのです。

なお、新しい皮膚をつくる機能は年齢とともに低下するため、肌のターンオーバーの周期は加齢によって遅くなります。すると傷の治りが遅くなったり、色素沈着の原因になる「メラニン」がなかなか排出されずシミが定着しやすくなったりします。

肌のターンオーバーの周期が乱れる原因

ここでは、肌のターンオーバーの周期が乱れる主な原因を3つ紹介します。

肌の乾燥

肌は紫外線や湿度の低下などによって乾燥すると、外部からの刺激に弱くなります。外部刺激に敏感になった肌は、ターンオーバーの速度を速めて新しい細胞を作り、肌内部を守ろうとします。しかし、ターンオーバーのスピードが速すぎると、細胞は未熟なままです。

未熟な細胞は皮膚のうるおいを保つための天然保湿因子(アミノ酸、乳酸ナトリウムなど)や角質細胞間脂質(セラミド、脂肪酸など)を十分に作れません。その未熟な細胞が皮膚表面に押し上げられると、肌の水分保持機能が低下し、乾燥肌がさらに促進する負のスパイラルに陥ってしまうのです。

間違ったスキンケア

間違ったスキンケアも、ターンオーバーの周期を早める原因のひとつです。例えば、ピーリングのしすぎや洗浄力の強すぎる洗顔料の使用、ゴシゴシと力を入れた洗顔は、肌に必要な角質まで洗い落として乾燥を招きます。

その結果、ターンオーバーのスピードが速まって肌が乾燥するだけでなく、刺激による炎症によって肌トラブルも引き起こします。

また、保湿不足のスキンケアも肌の乾燥を招き、ターンオーバーの速度が速まる原因です。

生活習慣の乱れ

肌のターンオーバーの周期を乱す大きな原因は、生活習慣にもあります。

栄養バランスの偏った食事やダイエットによって栄養不足になると、肌に必要な栄養が行き届かなくなります。ターンオーバーを正常に保つにはビタミンB群が欠かせませんが、過度な飲酒や過食をするとビタミンB群が大量に消費されてしまうため、注意が必要です。

また、運動不足や喫煙によって血液の流れが悪くなると、肌に十分な栄養が行き届かなくなり、ターンオーバーの周期が乱れます。肌のターンオーバーを活性化させる成長ホルモンは、睡眠中に分泌されるため、睡眠不足も肌の健康に悪影響を与えてしまいます。

肌のターンオーバーの周期を乱さないために意識したいポイント1.丁寧なスキンケアを意識する

健やかな肌を保つには、日々のスキンケアが欠かせません。ここでは、肌のターンオーバーを乱さないために意識したい「スキンケアのポイント」を紹介します。

クレンジング・洗顔で肌の汚れを落とす

クレンジングはメイク汚れのほか、毛穴に詰まった角栓、黒ずみ汚れなども落とす役割があります。種類によって洗浄力が異なるため、メイクの濃さに合わせて選ぶことが大切です。例えばクリームタイプのクレンジングは洗浄力がマイルドなため、ナチュラルメイクの方や肌への刺激を抑えたい方に向いています。

なお、クレンジング後は洗顔料をしっかり泡立て、こすらずに肌の上でやさしく転がして洗うのがポイントです。すすぎは30~32℃のぬるま湯を使い、泡が肌に残らないようにしっかり洗い流しましょう。

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しっかり保湿をする

洗顔後は肌が乾燥しやすい状態になっているため、スピーディーな保湿が大切です。まずは化粧水で肌に水分を補給し、乳液やクリームを重ねましょう。

化粧水だけで済ませると、時間の経過とともに水分が蒸発し、乾燥を招いてしまいます。乳液やクリームは油分を含み、肌からの水分蒸発を防ぐスキンケアアイテムです。乳液やクリームでフタをすることで、肌のうるおいを保ちやすくなります。

なお、肌質は個人差があるため、合わない製品を使うと肌荒れを引き起こす可能性があります。そのため、自分の肌質に合ったスキンケアアイテムを使用することが大切です。

自分の肌質について知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてください。
【肌タイプがわからない人必見】肌タイプの見分け方とスキンケアの注意点

紫外線対策を心がける

紫外線を浴びると肌にダメージが加わり、肌の水分を保持する機能が低下します。その結果、肌が乾燥してターンオーバーの周期が乱れてしまうのです。

紫外線は、気温の高い時期だけでなく1年を通じて地上に降り注いでいます。また、曇りの日でも快晴時の約6割、雨の日でも快晴時の約3割の紫外線が地上に届きます。そのため、肌を紫外線から守るためには季節や天候にかかわらず十分な対策が大切です。

出典:気象庁「雲と紫外線」
https://www.data.jma.go.jp/env/uvhp/3-73uvindex_mini.html

日やけ止めを塗るほか、日傘や帽子などの日除けグッズも活用してしっかり紫外線対策をしましょう。

紫外線による肌トラブルについては下記の記事で詳しく解説していますので、合わせて参考にしてください。
その肌荒れ、紫外線の影響かも!紫外線から肌を守る方法や対処法をご紹介

肌のターンオーバーの周期を乱さないために意識したいポイント2.生活習慣を整える

肌の健康維持と生活習慣には、深い関係があります。ここでは、肌のターンオーバーの周期を乱さないために意識したい「生活習慣のポイント」を紹介します。

栄養バランスが整った食事を摂る

1日3食の規則正しい食生活を心がけ、栄養バランスのよい食事を摂りましょう。特定の栄養素だけを補給するのではなく、タンパク質やビタミン、ミネラル、必須脂肪酸、食物繊維などをバランスよく摂取することが大切です。

特に、ビタミンB2・ビタミンB6などの「ビタミンB群」は皮膚を健康に保つはたらきがあり、肌のターンオーバーの周期を整えるのに不可欠です。

ビタミンB2はわらびやモロヘイヤ、マッシュルーム、ブロッコリーなどに多く含まれています。ビタミンB6は豚ヒレやまぐろ、かつお、鶏むね肉などに豊富に含まれているため、積極的に取り入れましょう。

質のよい睡眠を確保する

質のよい睡眠をとることで成長ホルモンの分泌が促進され、代謝アップにつながります。特に、入眠から3時間の間に成長ホルモンが多く分泌されるため、深い眠りにつくことが重要なポイントです。

寝る前にアルコールやカフェインを摂取したり、スマートフォンやPCの明るい液晶を見ていたりすると睡眠の質が低下するため、注意が必要です。眠りにつく1~2時間前に入浴すると、ちょうど眠りにつくころに深部体温が下がり、寝つきやすくなります。

適度に運動する

適度な運動は血行を促進し、肌のターンオーバーに必要な栄養を届きやすくする効果が期待できます。栄養バランスのよい食事を摂っても、血行が悪化していると肌の細胞へ行き届かないため、運動不足が続いている方は注意が必要です。

ウォーキングや軽いジョギングなど、無理なく続けられる運動をぜひ取り入れましょう。

まとめ

肌のターンオーバーの周期が乱れる原因は、加齢のほかに乾燥や間違ったスキンケア、生活習慣などがあげられます。肌を健やかな状態に導くには、丁寧なスキンケアや紫外線対策などを意識するとともに、食生活や睡眠の質、運動習慣などを見直すことが大切です。毎日のケアをコツコツ続け、肌トラブルのないきれいな素肌を目指しましょう。