エイジングケアとは?お手入れ開始のタイミングや方法を紹介

昔の自分と比べて、「肌にハリがなくなってきた気がする」「頬のもたつきを感じる」と感じることはありませんか?いつまでも若々しくいたいと思っていても、具体的に何をしていいのか悩みますよね。 今回は、エイジングケアとは何かをご紹介し、どのようにアプローチしていけばいいのかを解説します。最近肌の変化を感じている方は、ぜひ参考にしてくださいね。


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エイジングケア(※)とは肌の年齢に応じたケアをすること

『エイジング』とは加齢のことです。人の肌は誰でも、年齢が進むにつれて変化していきます。『エイジングケア』とは、年齢による肌変化を受け入れ、自分に合ったケアでハリやうるおいを与え、肌が本来持っている力を引き出すことです。

『アンチエイジング』と混同されやすいですが、意味が異なります。アンチエイジングは老化に抗うという意味がありますが、エイジングケアは今の肌の状態に合わせてアプローチ方法を選びます。

エイジングケアをするときは、自分の肌状態をよく知り、どこに着目するのかをしっかりと見極めることが大切です。

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

年齢によって肌はどう変わる?エイジングケアが重要な理由

年齢を重ねていくにつれ、肌悩みは変化していきます。若い世代で多く挙がる悩みはニキビや皮脂の多さなどですが、加齢によって現れやすい悩みは、肌の乾燥やくすみ、シワなどです。

年齢によって現れる肌状態の変化や肌悩みには、現われてから対処するのではなく、早めのケアが大切です。年齢によって肌にどのような変化が起こるのか紹介します。

年齢による肌状態の変化

私たちの体にはもともと保湿成分を作り出し、肌を乾燥から保護する機能が備わっています。しかし、その機能は加齢によって弱くなるため、徐々に水分量や皮脂量は低下し、乾燥しやすくなってしまいます。

また、肌細胞が生まれ変わるターンオーバーの周期も加齢により長くなっていきます。若い頃はすぐに入れ替わっていた細胞が、剥がれ落ちずに長く肌表面に留まるため、角質が厚くなります。肌がゴワゴワしたり、ざらざらしたりするのはターンオーバーの周期の乱れからくるものであり、エイジサイン(※)のひとつです。

※エイジサイン:年齢を重ねた肌の乾燥やキメの乱れ

年齢によって気になる肌悩みの変化

年齢を重ねると、若いころにはなかった肌悩みも現れるようになります。今感じている肌悩みも、5年後には別の悩みへと変化しているかもしれません。ここでは、年齢ごとに感じやすい肌悩みを年齢ごとに解説します。

20~30代:くすみ、毛穴の目立ち

20代から30代にかけて多い悩みは、くすみや毛穴の目立ちです。主な原因は、肌の乾燥によるものと考えられています。

くすみや毛穴の目立ちが気になってきたら、日頃のスキンケアを見直してみましょう。水分をしっかり補うこと、水分を逃がさないことを意識した保湿ケアをすることが大切です。

40代:シミ、シワ、もたつき

40代になると、さまざまなエイジサインが出てきます。

年齢とともに蓄積された紫外線ダメージに加え、真皮の構造が弱ることでハリや弾力が失われていくでしょう。それらはシミ、シワ、肌のもたつきなどの肌悩みとなって肌表面に現れます。

40代からのエイジングケア(※)では、シミやシワ、もたつきなど、悩みに合わせたアプローチが必要です。

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

【生活習慣編】体の内側からアプローチするエイジングケア方法

理想とする肌へと近づけていくために、毎日の生活のなかにも工夫を取り入れましょう。ここでは、生活のなかで意識できるエイジングケア(※)方法を紹介します。

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

食事を意識する

食べ物は体の機能だけでなく、肌にも大きく影響します。スキンケアと並行して、摂取する栄養にも意識しましょう。

疲れを感じるとつい味の濃い物やスナック菓子、ジャンクフードなどが食べたくなりますよね。しかし、栄養が偏った食事や食べ過ぎは肌トラブルを招きやすくなります。できるだけ栄養バランスの取れた食事を1日3回摂ることが大切です。

エイジングケアを意識するなら、次の食材を積極的に摂りましょう。

・動物性たんぱく質(肌のもととなる栄養素):肉、魚、乳製品
・ビタミン(新陳代謝を促す栄養素):緑黄色野菜、果物
・亜鉛や鉄分などのミネラル(皮膚の健康を保つ栄養素):魚介、肉、ほうれん草

水分補給を心がける

うるおいのある肌を保つには、水分が欠かせません。化粧水などのスキンケアだけでなく飲み物からのアプローチも必要です。水分が十分に行き渡っていると代謝が活発になり、老廃物を体外に排出してくれます。

反対に水分が足りなくなると、肌が乾燥しやすくなります。スキンケアや紫外線対策と同じように、水分補給を意識しましょう。

ポイントはのどの渇きを感じる前に水分を摂ることです。また、体を冷やさないように、できるだけ常温か温かい飲み物を選びましょう。新陳代謝を促す白湯や、美容や健康に良いとされるハーブティー、体を温めてくれる生姜湯などがおすすめです。

質の良い睡眠をとる

睡眠は、肌に大きな影響を及ぼします。とくに、成長ホルモンの分泌がもっとも増える、入眠から3時間前後は質の良い睡眠を取ることが大切です。

また、睡眠は長すぎたり短すぎたりしないようにしましょう。布団に入ってからの寝つきを良くするため、睡眠前はPCやスマートフォンの使用を控え、ゆっくりと落ち着いた時間を取るのがおすすめです。

【スキンケア編】体の外側からアプローチするエイジングケア方法

ここでは、体の外側からエイジングケア(※)にアプローチをするスキンケアについても解説します。生活習慣とスキンケアの両方から意識を高めましょう。

※エイジングケア:年齢肌にハリやうるおいを与えること

丁寧なクレンジング

メイクや汚れをすっきり落とすクレンジングは、スキンケアでは欠かせない基本ステップです。うるおいを保ちながらメイクを落とすことで、肌への負担を軽減できます。こすらず、やさしく肌になじませ、素早く洗い流すようにしてください。

汚れやメイクはしっかり落とす必要がありますが、負担はできるだけ少ないクレンジングを選ぶことも大切です。クレンジングには種類ごとに特徴や使い方が異なるので、自分に合ったものを選びましょう。

クレンジングの選び方は以下の記事で紹介しています。気になる方はこちらもご確認ください。

【肌別】クレンジングの種類と選び方は?肌に優しいメイクの落とし方

保湿でうるおいをキープする

クレンジングで汚れを落としたあとは、しっかりと保湿をしてうるおいを閉じ込めることが大切です。エイジングケアに着目するなら、コラーゲン、エラスチン、セラミド、ヒアルロン酸などの成分が配合されているものがおすすめです。

エイジングケアは、本格的なエイジサイン(※)が現れる前に始めておくのが望ましいといわれています。シワやもたつきが目立つ前に、エイジングケアができるアイテムを取り入れていきましょう。

シーボンには、30代以降の方におすすめの製品があります。次の3つのシリーズです。

※エイジサイン:年齢を重ねた肌の乾燥やキメの乱れ

シーボンルミナスシリーズ

シーボンルミナスシリーズは、加齢や乾燥による肌ダメージを先回りしてアプローチする新時代のエイジングケアとして開発されたシリーズです。複数の保湿成分と美容成分を独自に配合し、ふっくらとした肌をキープします。

美容液とクリームに含まれるエリンギウムマリチムムカルス培養液は、肌の土台(※)となる循環環境をサポートする成分で、明るくクリアな肌印象へと導きます。

シーボンルミナスシリーズの詳細はこちら

※肌の土台:角層

シーボンACシリーズ

日常生活で蓄積される光ダメージ(※)へのケアに着目して開発されたのがシーボンACシリーズです。2大エイジサインであるシワ、シミなどの肌トラブルの根本に働きかけます。

シリーズ共通として、エイジングケアと美白(※)を同時に適える成分、ナイアシンアミドを配合しているのも特徴です。素早く肌に浸透(※)するダーマアクティベイト技術を採用し、美容成分を角層のすみずみまで届けます。

シーボンACシリーズの詳細はこちら

※光ダメージ:紫外線による、乾燥・シミ・シワなどの肌ダメージ
※美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
※浸透:角層まで

フェイシャリストBXシリーズ

フェイシャリストBXシリーズは、くすみ(※)、乾燥小ジワ(※)、ハリの低下など、年齢を重ねて現れたあらゆるエイジサインにアプローチする高機能スキンケアラインです。以下の5つの成分(*)がそれぞれ持つ機能を活かし、キメ密度の高いしなやかなハリ肌へと導きます。

・アルジレリン(アセチルヘキサペプチド-8)
・セラキュート®「表示名:(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー」
・ヒドロキシプロリン
・イリス根エキス
・バイオヒアルロン酸

製品からほのかに香るローズのアロマで、スペシャルなスキンケアタイムとなるでしょう。

フェイシャリストBXシリーズの詳細はこちら

※くすみ:乾燥によるキメの乱れた肌印象
※乾燥小ジワ:乾燥による小ジワを目立たなくする
※セラキュート®は日油(株)の登録商標です。
*すべて保湿成分

セルフマッサージで血行を促す

加齢による肌トラブルに負けない肌を保つために、血行や新陳代謝を促すセルフマッサージもおすすめです。スキンケアを肌になじませる際に、手のひらや指で顔を引き上げたり、なぞったりするセルフマッサージをしてみましょう。

スキンケア商品のなかにはセルフマッサージでの使用をおすすめしているものもあります。毎日のスキンケア習慣にプラスアルファとして取り入れてみてください。

まとめ

年齢による変化を受け止め、そのとき必要なアプローチで肌悩みに着目していくエイジングケア。肌が本来持っている力を引き出すには、自分の肌状態を把握し、エイジサインに合わせた働きかけが必要です。

エイジングケアは生活習慣の見直しに加え、スキンケアからもアプローチができます。自分の肌悩みに着目できる製品を選び、健やかな肌へと導きましょう。